仮想通貨のみならず、FXや株式投資にも使われているTrading View(トレーディングビュー)というチャートソフトについて聞いたことがあるかもしれません。
Trading Viewはうまく活用すれば現物取引や信用取引などに役立ち、より有利なトレードをするために役立ちます。そこで、この記事ではTrading Viewの特徴や使い方を詳しくチェックしていきましょう!
より有利に仮想通貨のトレードをしたい人は、ぜひ参考にしてください。最後まで読めばTrading Viewの使い方をしっかり理解できるでしょう。
目次
Trading View(トレーディングビュー)とは
最初にTradingViewとは一体どんなツールなのかについて簡単にみておきましょう。
Trading Viewは簡単に使える高性能チャート
Trading Viewを簡単に説明すると、ブラウザ1つで使える高性能なチャートアプリです。単純にチャートを表示するだけでなく、複数のチャートを比較したりテクニカル指標を使用したりできるので、本格的にトレードしたい人にオススメです。
対応している仮想通貨一覧
Bitcoin | Komodo | CyberMiles |
Ethereum | Enjin Coin | RIF Token |
XRP | Steem | Groestlcoin |
Bitcoin Cash | Theta Token | QuarkChain |
Litecoin | Stratis | SingularityNET |
EOS | Waltonchain | Gas |
Binance Coin | Status | Civic |
Tether | Golem | TenX |
Stellar | MaidSafeCoin | Cindicator |
Cardano | Ardor | Mainframe |
TRON | aelf | Gnosis |
Bitcoin SV | Dent | BnkToTheFuture |
Monero | Dai | Einsteinium |
Dash | Crypto.com | Byteball Bytes |
IOTA | Factom | Datum |
Tezos | Horizen | Nexus |
Ethereum Classic | DigixDAO | Vertcoin |
NEO | Ark | Skycoin |
Maker | MonaCoin | Metal |
Ontology | Aion | Aragon |
Zcash | Clams | Quantum Resistant Ledger |
ChainLink | WAX | Eidoo |
Basic Attention Token | Decentraland | Fusion |
VeChain | Santiment Network Token |
Moeda Loyalty Points
|
Bitcoin Gold | Loopring | Ignis |
Dogecoin | ZCoin | Storm |
Qtum | Loom Network | Gifto |
OmiseGO | Populous | WaBi |
Decred | HyperCash | Neblio |
TrueUSD | Nuls | Everex |
Holo | Metaverse ETP | Odyssey |
Waves | ReddCoin | Blocknet |
BitTorrent | Power Ledger | Request Network |
Lisk | Kyber Network | Po.et |
Augur | Wanchain | GoChain |
Nano | FunFair | Quantstamp |
Bitcoin Diamond | iExec RLC | Raiden Network Token |
Zilliqa | Bancor | Viacoin |
Ravencoin | Polymath | OST |
0x | Bread | Nectar |
ICON | Syscoin | Ripio Credit Network |
BitShares | Nebulas | Genesis Vision |
Verge | IoTeX | Tierion |
Paxos Standard Token | PIVX | FlorinCoin |
Bytecoin | ODEM | OAX |
DigiByte | Storj | Endor Protocol |
Aeternity | Enigma | NAV Coin |
Pundi X | Particl | WhiteCoin |
IOStoken | Nxt | SaluS |
Siacoin | UTRUST | Ethos |
2019年5月時点でTrading Viewが対応している仮想通貨は上記の表に掲載された150種類です。主要な仮想通貨にはほとんど対応しているので、投資の強い味方になるでしょう。
続いてTrading Viewに実装されている機能を紹介します。どんな機能があるのか気になっている人は、ぜひしっかりチェックしておきましょう。
チャートの比較
Trading Viewには複数のチャートを重ねて表示する機能が搭載されています。一例としてBTC/USDとETH/USDのチャートを重ねると1つのチャートウィンドウで両方の値動きを確認可能です。
これを活用すれば値動きの関連性をチェックできるでしょう。仮想通貨ごとの値動きの特徴を掴むためにも役立つので、積極的に活用していきましょう。
保存機能が充実
チャートやインジケータの設定を保存する機能を搭載しているため、保存ボタンをクリックして保存しておけばいつでも同じ環境にアクセスできます。
普段見ているチャートをすばやく起動できるので、設定に手間取ってトレードチャンスを見落としてしまうということを防げるでしょう。
アラート機能
Trading Viewはアラート機能が充実しているのもオススメポイントの1つです。一旦アラートを設定しておけば自動で監視してくれ、アラート条件を満たせば設定した方法で通知してくれます。
PC上に通知するのはもちろん、メールを送信することもできるので監視用にPCを起動しておく必要はありません。そのため、利便性が高いアラートといえるでしょう。
シェア機能もあり
トレーダー向けのコミュニティ機能を搭載しているため、チャートやテクニカル分析の内容をシェアして他のトレーダーと戦略を考え合うこともできます。
見聞を広げればより有利なトレードができるようになるので、こちらもぜひ活用してみましょう。
様々なインジケータが利用できる。
Trading Viewの基本は高性能チャートアプリなので、さまざまなインジケータを利用できます。
使えるインジケータは多種多様なので、うまく活用して有利にトレードを進めましょう。主なインジケータは次の通りです。
単純移動平均線
単純移動平均線はトレンドの方向を見極めるために使われるもので、終値の平均から導き出されるものです。
平均を利用することによってちょっとした値動きやブレ幅に影響されることなくトレンドを調べられます。最も基本的なインジケータの1つといえるでしょう。
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドは前述の移動平均線を応用して作られたインジケータで、現在の価格とラインの関係を見ながら今後の値動きを予想します。
逆張り・順張りどちらでも使えるインジケータなので、上手くトレードに役立てましょう。いずれの場合も±2σのラインに注目するのがオススメです。
MACD
MACDは短期の移動平均線と長期の移動平均線を同時に表示したもので、買いシグナルと売りシグナルを見極めるのに用います。
ラインの向きと傾きの方向をチェックしてどちらのシグナルが現れているかを見極めましょう。
トレーディングビューの特徴
Trading Viewの特筆すべき特徴は次の通りです。これから使おうと考えている人や、MetaTraderなどの他のサービスとどちらを使うか迷っている人はぜひ参考にしてください。
Windows、Mac、Linuxなどクロスプラットフォームで利用可能
Trading Viewはブラウザ上で動作するチャートアプリなので、PC・スマホの両方で利用可能です。家でも出先でもトレードチャンスを逃したくないと考えている人は、ぜひ使ってみてくだい。
自作ツールを利用可能
自作の解析ツールを作成してTrading View上で動かせるのも大きなメリットです。さらに、有料・無料の各種ツールも出回っているのでそれらも活用できるでしょう。
仮想通貨のトレードでは、現在多くのツールが利用されており、たくさんの人が重視している指標となっているので、値動きの分析に非常に役立つでしょう。
トレーディングビューの使い方
続いてTrading Viewの使い方をチェックしていきましょう。トレーディングビューにはさまざまな機能が搭載されているので、特に覚えておきたい3つを紹介します。
チャートの重ね方
まずはチャートの重ね方をチェックしていきます。さまざまな仮想通貨のチャートを重ねて表示すれば値動きの関連性がわかり、トレードに役立つことでしょう。
Compareをクリック
まずは主となるチャートを表示させましょう。次に、画面上部にある「Compare」をクリックします。
重ねて表示したいチャートを検索する
続いて表示された検索ウィンドウにティッカーシンボルなどを入力して検索してください。検索結果に重ねて表示させたい通貨ペアが出てきたらそれをクリックしましょう。
表示させる
クリックするとこのように2つのチャートが重ねて表示されます。値動きを参考にしつつトレードに役立てましょう。
インジケータの表示方法
インジケータも重要なので、表示方法をしっかり覚えておきましょう。
Indicatorsをクリック
まずは画面上部にある「Indicators」をクリックしましょう。
表示したいインジケータを検索
続いて表示される検索ウィンドウに表示させたいインジケータ名を入力してください。今回は単純移動平均線を表示させるので「SMA」と入力して検索しています。
検索結果がヒットしたら表示させたいものをクリックしてください。
表示させる
クリックするとこのようにインジケータが表示されます。もちろん、複数のインジケータを表示させることも可能です。
保存方法
次回アクセス時にすぐに見たいチャートを表示するために、閉じる前にしっかり保存しておきましょう。保存方法は次の通りです。
Saveをクリック
最初にチャート上部にある「Save」をクリックしてください。
表示に従って操作
クリック後は画面に表示される指示に従って保存手続きを行います。きちんと最後まで行って完了させてください。
保存しておけば次回起動時にすぐに見たいチャートを呼び出せるでしょう。
スマホにも対応!
Trading Viewはスマホでも使えるチャートなので、出先でチャートを見たい際にも使えます。このように簡易的ですがチャートが表示されるので、うまく活用してください。
テクニカル指標やシグナルも簡単にチェックできるので、スマホからトレードしたい際はこちらも参考にしてみてください。
想定されるトレード手法は?こんな方におすすめ
高性能チャートアプリTrading Viewは次のようなトレード手法にオススメです。
さまざまなアルトコインへの分散投資
チャートを重ねて表示させる機能が充実しているので、複数のコインのチャートを同時に表示させ、分散投資するのに役立ちます。
特徴的な値動きが発生した仮想通貨に注目してトレードし、うまく利益を上げていきましょう。
仮想通貨FXなどの信用取引
ロング・ショート比率を表示させることもできるので、うまく使えば仮想通貨FXのトレードを有利に進められるでしょう。
信用取引を利用するなら使って損のないチャートアプリです。
アービトラージ
別の取引所の同じ通貨ペアのチャートを表示させればアービトラージにも役立ちます。特にBTC/USDなどの主要通貨ペアは多くの取引所に対応しているので、アービトラージが行いやすいでしょう。
Trading View(トレーディングビュー)のまとめ
今回はMetatrader 4と並ぶ有名チャートアプリ「Trading View」について詳しく見ていきました。Trading Viewはブラウザがあれば利用でき、スマホとPCでリンクさせることもできるのでとても便利なチャートアプリです。
もちろん利用できるテクニカル指標やツールも豊富なので、うまく使えばトレードをより有利に進められるでしょう。Trading Viewをうまく利用して仮想通貨投資をより有利に楽しく進めていきましょう!