新たな仮想通貨取引所として、「DeCurret(ディーカレット)」が登場しました。2019年3月に仮想通貨交換業者として登録された大注目のDeCurret。
この記事では、そんなDeCurretの特徴や利用するメリット・デメリットなどを詳しくみていきます。
さらに、口座開設の方法なども詳しく紹介するので、利用を考えている人はぜひ参考にしてください。
この記事を読めば、DeCurretについて詳しく知れるでしょう!
目次
DeCurret(ディーカレット)とは(会社概要)
取引所名 | DeCurret |
運営会社 | 株式会社ディーカレット |
設立年月日 | 2018年1月 |
所在地 | 東京都千代田区富士見2-10-2 |
代表者 | 時田 一広 |
資本金 | 52.3億円(資本準備金含む) |
株主構成 | 株式会社インターネットイニシアティブ/伊藤忠商事株式会社/株式会社 QTnet/株式会社オプテージ/SOMPOホールディングス株式会社/第一生命保険株式会社/株式会社大和証券グループ本社/東京海上日動火災保険株式会社/日本生命保険相互会社/野村ホールディングス株式会社/東日本旅客鉄道株式会社/株式会社ビックカメラ/三井住友海上火災保険株式会社/株式会社三井住友銀行/三井不動産株式会社/株式会社三菱UFJ銀行/ヤマトホールディングス株式会社/伊藤忠テクノソリューションズ株式会社/株式会社 電通 |
ツイッター | https://twitter.com/DeCurret |
DeCurretは「デジタル通貨のメインバンク」をコンセプトに設立された仮想通貨取引所です。
取扱通貨は少なめですが、ビットコインと有名なアルトコインを取り扱う予定になっています。
2019年3月25日に仮想通貨交換業者として金融庁に登録
株式会社ディーカレットは、2019年3月25日に仮想通貨交換業者として金融庁に登録されました(登録番号: 関東財務局長 第00016号)。
問題なく登録されたことによって、安心して仮想通貨のトレードができる取引所といえるかもしれません。今後の動きには要注目です!
DeCurret(ディーカレット)の特徴
次に、DeCurretの特徴をチェックしていきましょう。取扱通貨を始めとする主な特徴は次の通りです。
DeCurretの取扱通貨
通貨名 | ティッカーシンボル |
ビットコイン | BTC |
ビットコインキャッシュ | BCH |
ライトコイン | LTC |
リップル | XRP |
イーサリアム | ETH |
DeCurretで取り扱われる通貨は上記の表に掲載されている5種類です。ビットコインと共に有名なアルトコインを取り扱うことがわかるでしょう。
なお、イーサリアム(ETH)については2019年夏のサービスイン予定と発表されているため、他の4コインと比べて取扱い開始が遅くなります。DeCurretでイーサリアムのトレードを考えている人は注意してください。
大手企業が出資
有名インターネット関連企業のIIJ、メガバンクの三井住友銀行、大手保険会社のSOMPOホールディングスなどの大手企業が出資しているのがポイントの1つです。
大手企業が出資しているということからDeCurretに対する期待の高さを窺い知ることができ、今後の動きには要注目です。
金融関連企業の1つとして、DeCurretはどのように発展していくのかに期待しましょう!公式サイト上で今後のロードマップなども公開しているので、ぜひチェックしてみてください。
DeCurret(ディーカレット)のメリット
ここではDeCurretのメリットについてみていきます。利用を考えている人は、しっかりチェックしておきましょう。
取引手数料が無料
DeCurretでは、取引手数料が無料に設定されています。通常、ごくわずかとはいえ取引手数料を徴収している取引所が多いため、これは大きなメリットの1つといえるでしょう。
もちろん、アカウント開設手数料や維持手数料もないので安心して利用できます。
スマホからの利用に力を入れている
スマホから仮想通貨のトレードと入出金ができるアプリをリリースしています。そのため、出先からスマホで簡単にトレードしたい人やトレードチャンスを逃したくない人にオススメです。
スマホを使ったトレードをメインにしたいと考えている人は、ぜひ利用してみてください。
アプリのダウンロードはこちらから
App Store / Google Play
DeCurret(ディーカレット)のデメリット
どんな取引所にもメリットと共にデメリットが存在します。そこで、DeCurretのデメリットについても詳しくみておきましょう。
販売所のため取引手数料(スプレッド)が高い
ディーカレットでは、「販売所」形式を採用しているため、スムーズな取引が可能ですが、反面スプレッド手数料の幅が大きく、売値と買値の差が1万円以上離れることもしばしばです。
ディーカレット開設完了
BTC 買い591830 売り577382円
スプレッド14448円(´-ω-`)…..色々キャンペーンやりそうだし今後に期待してまっする💪(・ω・💪)@DeCurret pic.twitter.com/muMW55Zdxk
— EXニートだや(۳˚Д˚)۳JPY (@MBNeet25) 2019年4月17日
売買の値幅が大きい為、短期トレードには不向きな取引所となっており、現物を長期保有するのに向いている取引所と言えるでしょう。
入出金手数料が高い
入出金手数料
通常入金 | クイック入金 | 出金 | |
ペイジー入金 | コンビニ入金 | ||
無料(振込手数料はユーザー負担) | 324円/回 | 540円/回 | 270円/回 |
入出金手数料が無料に設定されている取引所も多くなっていますが、DeCurretでは手数料を徴収しています。これは、取引手数料が無料というメリットと引き換えだと考えられるかもしれません。
クイック入金を利用する場合は324~540円、出金する場合は270円がかかるので注意してください。また、仮想通貨を出金する場合はコインごとに設定された手数料がかかります。
仮想通貨送付手数料
送付手数料 | |
ビットコイン(BTC) | 0.0004BTC |
ビットコインキャッシュ(BCH) | 0.0002BTC |
ライトコイン(LTC) | 0.001LTC |
リップル(XRP) | 0.01XRP |
オーソドックスなコインしか取り扱っていない
BTC、BCH、LTC、XRP、ETHといった有名なコインしか取り扱っていないため、すでにこれらのコインを別の取引所でトレードしている人にとってはDeCurretを利用するメリットはほとんどないといえるかもしれません。
ただし、今後信用取引をリリースする予定があるため、レバレッジの設定などによっては利用価値が生まれる可能性があります。今後の動きに注目していきましょう!
DeCurret(ディーカレット)のキャンペーン情報
2019年3月現在、DeCurretでは以下のキャンペーンを実施しています。よりお得に利用したい人は見逃さないようにしてください。
DeCurret開業記念キャンペーン
DeCurretの開業を記念して、2019年6月30日までの期間限定で最大で5,500円相当のビットコイン(BTC)がもらえるキャンペーンを実施しています。条件は次の通りです。
アカウント開設で2,000円相当
2019年6月30日 23:55までにアカウント開設手続きが完了すると、2,000円相当のビットコインがもらえます。
アカウント開設手続きには時間がかかるため、早めに手続きすることをオススメします。
全7種の通貨ペアのトレードで3,500円相当
アカウント開設後、2019年6月30日 23:55までに以下の7通貨ペアのトレードを全て行うと3,500円相当のビットコインがもらえます。
なお、最小金額などの細かい条件が定められているのでトレード前にしっかり確認しましょう。具体的な通貨ペアと最小金額は次の通りです。
通貨ペア | 最小金額 |
BTC/JPY | 1,000 JPY |
BCH/JPY | 1,000 JPY |
LTC/JPY | 1,000 JPY |
XRP/JPY | 1,000 JPY |
BCH/BTC | 0.0025 BTC |
LTC/BTC | 0.0025 BTC |
XRP/BTC | 0.0025 BTC |
条件を満たしていないためにもらえないということが無いように、しっかり条件をチェックしておいてください。
DeCurret(ディーカレット)の登録・口座開設方法
DeCurretのアカウント開設方法を簡単にチェックしておきましょう。開設方法は次のとおりです。
メールアドレスとパスワードを登録する
まずはDeCurretのアカウント開設ページにアクセスし、メールアドレスとパスワードを登録してください。
確認コードを入力する
登録したメールアドレスに6桁の確認コードが送付されてくるので、間違えないように入力してください。
必要事項を入力して本人確認書類をアップロードする
確認コードを入力すると必要事項入力画面が表示されるので、内容をよく確認して順番に入力してください。その後、本人確認書類をアップロードします。
送付される郵便物に記載されている開設コードを入力して完了
全て完了するとDeCurret側で審査が行われ、問題がなければ開設コードが書かれた郵便物が送付されます。
それを受け取りコードを専用ページに入力するとアカウント開設完了です。この時点でベーシックアカウントになっているので、いつでもトレード可能な状態になっています。
DeCurret(ディーカレット)の評判・口コミ
最後にDeCurretの評判・口コミを簡単にチェックします。
期待度は高いが懸念もあり
【DeCurretと日本の仮想通貨】
また妙な取引所ができるなぁと思ったら
伊藤忠とか電通とか、日本の大企業が仕掛けてるっていう「この仮想通貨取引所がダメだったら、日本の仮想通貨終わる」
っていう雰囲気の大型新人でもさ
結局、買える仮想通貨の種類が
日本は規制で5種類前後なんだよね、、 pic.twitter.com/PZAq2nTEwl— ひっきー和田 (@HikiWada) 2019年3月30日
大手企業が出資していることによって期待が高くなっているものの、取扱通貨が少ないことがデメリットだと感じている人は多いようです。
Suicaへ仮想通貨チャージの件、
今一度。
これは次元が違うニュースです。全国の券売機で仮想通貨がチャージできる影響は莫大。
社会人と学生の多くに仮想通貨が使われ、爆発的に普及するということです。
来日外国人にも。
コンビニで使われるより上位です。DeCurretには実現してほしいですね🎨
— アトレス🎨 (@atoless) 2019年3月30日
また、DeCurretが発表している将来のビジョンに対する期待も高めです。特にSuica(スイカ)のような日本中で使用されているサービスとの連携が可能になれば、仮想通貨の爆発的な普及に貢献することになるでしょう。
そんなDeCurret(ディーカレット)は、まだまだ課題が残るものの、そのポテンシャルに期待できると言えます。
今わかった(無知なだけ)
ディーカレットは指値も成売買も出来るけど、中身は販売形式ですな
XRPの売るのボタン押したら安い方に1円程度の乖離があったよ…
手数料商売なのは分かるけど、微妙なシステムだなぁ
— MAC👼Rippy@XRPcommunity (@MacCryptoAsset) 2019年5月8日
まだまだ、スプレッドが大きくトレーダーが参入する余地がない取引所なので、大きな改善が期待されています。
そうだね!ディーカレットは電通という強力なパートナーがいるからね
期待しましょう!
(*ˊᵕˋ* )— ビケルマン2.0Ripple@BKF48 補欠 (@BK_Black_white) 2019年5月2日
電通がパートナー企業として参入しているということは、国内の広告に力を入れていくことは間違い無いでしょう。
日本の取引所のシェアを奪う動きが加速していくでしょう。
仮想通貨取引所DeCurret(ディーカレット)まとめ
今回は仮想通貨取引所DeCurretについて詳しくみていきました。大手企業が出資する非常に期待度が高い取引所であることがわかったかもしれません。
一方で取扱通貨の少なさがデメリットの1つでもあるので、海外取引所と併用するなどするのが賢い使い方といえそうです。
今後は信用取引や決済プラットフォームの提供なども考えているようなので、動きに注目していきましょう!