ここでは仮想通貨取引所「DMMビットコイン」の評判や特徴を、メリット・デメリットの両面から紹介します。
DMMビットコインは2018年1月11日にオープンした取引所です。仮想通貨取引所としては後発になりますが、「アルトコインのFX取引(レバレッジ取引)が可能」「各種手数料が無料」など、他の取引所には無いサービスを提供しており、明確な差別化を図っています。
また母体はDMMグループです。グループ全体で様々な事業を展開していますが、「DMM FX」など金融系サービスも手がけており、金融分野におけるノウハウも充分に持っています。機能性やサポート体制も非常に充実しており、現在最も有力視されている取引所と言っても過言ではありません。
これからビットコイン取引を始める方、そしてアルトコインFXに挑戦したい方にぜひ推奨したい取引所です。
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運営者情報
運営会社:株式会社 DMM Bitcoin
設立:2016年11月7日
住所:東京都中央区日本橋2-7-1東京日本橋タワー10階
資本金:12億9000万円
取扱っている仮想通貨の種類
DMMビットコインの取扱い通貨は以下のとおりです。
・ビットコイン(BTC)
・ビットコイン・キャッシュ(BCH)
・イーサリアム(ETH)
・イーサリアム・クラシック(ETC)
・リップル(XRP)
・ライトコイン(LTC)
・ネム(NEM)
DMM Bitcoinの強み(メリット)
アルトコインのFX取引(レバレッジ取引、最大4倍)が可能
DMMビットコインの最大の特徴は、ビットコインだけでなく、イーサリアムやリップルなど主要アルトコインでレバレッジ取引(最大4倍)が可能な点です。
ビットフライヤーやコインチェックなどの大手取引所でもビットコインのFX取引は可能ですが、DMMはアルトコインでFX取引のサービスを実施している国内では、数少ない取引所です。
皆さん自分が信じている、あるいはお気に入りのコインがあると思います。しかしそれらを現物で保有しているだけでは中々大きな利益を出すことはできません。DMMビットコインはレバレッジがかけられるので、お気に入りのアルトコインで資産を増やすには最適な取引所と言えるでしょう。
以下は売買可能な通貨のペア一覧です。
ご覧のとおり全ての通貨が円またはビットコインとペアでFX(レバレッジ)取引が可能です。また、イーサリアム/イーサリアム・クラシックのペアでもFX取引が可能です。
コインチェックやビットバンクなど、大手取引所で購入したアルトコインを買ったままホールドしたっきり、価格が下がるのをただ唇を噛みなら見守るだけでは物足りないという方にはぜひ利用をお勧めします。
ロスカットは80%に設定
DMMビットコインでは、ロスカットレベルが80%と比較的高めに設定されています。
仮想通貨投資は大きなチャンスもありますが、その反面、価格の急激な下落も十分に起こり得ます。そういった暴落時のリスク回避を想定した設定になっていますので、他の取引所と比較して、安心してFXを利用することができます。
信用取引はリスクもありますがその分リターンが非常に大きいため、DMMビットコインでアルトコインFXを利用すれば、値下がりを予想したトレードも可能なので、まだまだ多くの利益を獲得するチャンスがあります!
あわせて読みたい!仮想通貨FXとは?
充実の金融ノウハウ!安心安全の経営基盤!
運営会社である株式会社DMM BitcoinはDMM.comのグループ会社です。
DMMグループは様々な事業を手がけていますが、2006年から株式会社DMM.com証券という証券会社を設立し、FXなど金融事業も展開しています。
上図のようにDMMグループでは金融サービス事業においてすでに多くの利用者から信頼を勝ち得ており、その操作性やサービスの質、サポート体制には定評があります。
DMMビットコインはDMMグループが有するそれら金融事業に関するノウハウをそのまま引き継いでいます。仮想通貨交換業という最先端の、それ故に担い手の多くがベンチャー企業である分野において、後述の操作性の高さや手数料の安さなど、他の企業には無いユーザーファーストのサービスを展開しています。この点がDMMビットコインの強みの一つです。
また、母体であるDMMはグループ全体で2,000億円近い売上を誇り(2017年2月期)、DMMビットコインの資本金も12億9000万円と業界ではトップクラスです。もちろん金融庁による仮想通貨交換業の認定も受けています。
コインチェックNEM580億円流出事件を契機に、世間からはとりわけ取引所の社会的信頼が注目されるようになりました。そんな中、安定した経営基盤と充実した金融ノウハウを有している点はDMMの非常に大きなアドバンテージと言えます。
トレード画面・価格チャート画面が見やすく、操作性◎
DMMビットコインは、FXの取引所運営で培ったノウハウを存分に活かしており、トレード画面や価格チャート画面は非常に見やすく、使い勝手の良いものとなっています。
また、相場の移り変わりが早い仮想通貨投資では何と言ってもスピード感が成功のカギを握ります。トレード画面が非常に見やすく、売買の判断がしやすいため、変動の激しい相場に即時対応する上でも最適です。
さらにDMMの場合はそれだけでなく、ワンクリックで売買出来る「スピード注文」も可能となっており、より快適な取引が実現できます。
このようにチャート画面は見やすく、注文画面にもすぐに移って注文することが可能です。
操作性に関しては、コインチェックと比較しても引けを取りません。初心者の方にもぜひおすすめです!
各種手数料が無料!
通常、日本円及び仮想通貨を入出金をする際には手数料を支払う必要がありますが、DMMビットコインでは銀行手数料以外の全ての入出金手数料が無料となっています。
さらに売買の際にかかる取引手数料も無料となっており、頻繁に入出金・売買をするユーザーにとって嬉しい非常にサービスとなっています。
現物取引 | レバレッジ取引 | |
---|---|---|
取引手数料 | 無料 | 無料 |
レバレッジ手数料 (スワップポイント) |
ー | 建玉金額の0.04% / 日の レバレッジ手数料がロールオーバー時に発生 |
円貨の入出金 | 振込入金手数料:無料(銀行手数料はお客様負担) クイック入金手数料:無料 出金時:無料 |
|
仮想通貨の入出庫 | 入庫時の手数料:無料(マイナーへの手数料はお客様負担) 出庫時の手数料:無料 |
手数料は投資にかかる費用ですので、利益の出しやすさに直結します。とりわけ取引手数料の高さはどの取引所でもネックになっています。手数料が1%でもかかろうものなら価格が1%上昇して初めて損益分岐点に到達する計算になります。
万全のサポート体制
ユーザーサポートが充実しており、24時間365日土日祝日問わず常に問い合わせに対応してくれます。
また、LINEでも問い合わせが可能です。スピード感が大事な仮想通貨取引において、気軽に、素早く問い合わせができる体制というのは非常に魅力的です。
わからないことが多い初心者の方も、安心して利用することができます。
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DMM Bitcoinの弱み(デメリット)
販売所形式のためスプレッドが大きく、レバレッジが生かしにくい
DMMビットコインを使う上での難点の一つがスプレッドの大きさです。リップル(XRP)を例にとって見てみましょう。下図をご覧ください。
スプレッドがなんと15%もあります。さらに、既述しましたがDMMビットコインはロスカット率が80%に設定されています。
ということは、例えば10,000円を証拠金にし、レバレッジを最大4倍フル活用して65円のXRPを買うとしましょう。この場合購入できる最大数量は、
(10,000円×4倍)/65円=約615XRP
となります。また、ロスカット率が80%ですので、トータルで▲2,000円となった時点でロスカットとなります。しかし売値は価格が15%低く、55円/XRPほどになりますので、売値で換算すると総額は
615XRP×55円=33,825円
となり、なんといきなり▲6,175円(=33,825円−40,000円)で購入と同時にロスカットを食らうことになります。
すなわち、スプレッドの大きさがネックとなり、最大4倍と言ってもレバレッジをほとんど活かすことができず、反対にレバレッジを活かそうとすると潤沢な証拠金が必要となり、それであれば現物の方がいいのでは?という議論に立ち返ることになります。
このようにアルトコインFXはせっかく国内ではDMMビットコインならでは斬新的なサービスなのですが、収益性の高さで見ると必ずしも高いとは言い難いものになっているのです。
この要因は、DMMビットコインが採用する『販売所』という方式によるものです。その名の通りDMMビットコインが販売所(販売元)となることで、その分の管理費を、ユーザーが負担しています。
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なお、国内では他にありませんが、海外取引所「BitMEX」でもDMMビットコイン同様アルトコインのFX取引が可能です。しかももBitMEXはゼロカット方式を採用しており、証拠金がゼロにならない限りロスカットされず、また、レバレッジもなんと最大100倍となっています。リスクは高いものの、アルトコインでFX取引ができ、且つ一攫千金を狙うことができる取引所としては世界屈指の取引所です。
DMMビットコインももちろん優秀な取引所ですが、もし物足りないと感じたらBitMEXの利用もぜひおすすめです。
現物取引の取扱い通貨が少ない
取扱通貨は7種類ですが、現物を購入できるペアは「日本円/ビットコイン」「日本円/イーサリアム」「ビットコイン/イーサリアム」の3パターンのみとなっています。
他のアルトコインはレバレッジ取引でのみの取り扱いになります。ビットコインとイーサリアムは日本円で現物売買ができますが、初心者の方で他のアルトコインの現物取引から始めたいという方には少し敷居が高いかもしれません。
もし現物でのトレードが行いたいのであれば、国内で有数の取扱い銘柄数を誇るビットバンクがおすすめです。
新規取引所のため約定率に不安が
後発のため、最初のうちはどうしても現行の大手取引所と比較してユーザー数に差があります。
FXのように個人間の取引では、自分がこれだけの数量の仮想通貨をこの金額で売りたい(または買いたい)と思っても、反対に買いたい(または売りたい)と思ってる人がいなければ約定(取引の成立)には至りません。
アルトコインのFX取引が可能な数少ない取引所である、DMMビットコインですので、すぐに多くの投資家が利用することになると思われますが、最初のうちはユーザー数の少なさから約定率に不安が残ると言えるでしょう。
取引以外のサービス
最大111,000円キャッシュバックの1周年キャンペーン
DMMビットコインでは、2019年1月1日(火)より『DMM Bitcoin1周年記念!最大111,000円キャッシュバック!キャンペー』
なんと、新規口座開設をするだけで1,000円が貰える上に、日本円の入金額に応じて最大で100,000円をキャッシュバックするという破格のキャンペーンを実施中です。
キャンペーン内容 | バック金額 | 備考 |
新規口座開設(無料) | 1,000円 | 共通 |
取引高累計が75万円以上〜300万未満 | 2,000円 | いずれか一つ |
取引高累計が300万円以上〜750万未満 | 4,000円 | |
取引高累計が750万円以上 | 10,000円 | |
日本円の入金100万ごとに | 10,000円 | 最大1,000万(10万円)まで |
上記のように入金後の金額と取引高に応じて最大111,000円がキャッシュバックされます。
とりあえず口座開設してみるだけでも現金がもらえる非常にお得なキャンペーンです。口座開設をするだけなら簡単な手続きだけで、しかも無料で行えますので、口座開設だけでも済ませてしまうことを強くおすすめします。
あわせて読みたい!口座開設に必要なものとは?!
まとめ
DMMビットコインの特徴まとめ✔︎アルトコインでFX取引が可能!
✔︎安定した経営基盤、充実の金融ノウハウを保有
✔︎操作性◎、取引手数料無料など、ユーザーファーストの有料サービスを実施
✔︎トレードを行うならスプレッドを意識した売買が重要
DMMビットコインの良さはなんと言ってもアルトコインでレバレッジを効かせたFX取引ができる点です。国内の取引所ではDMMビットコインのみが実施しているサービスです。お気に入りのアルトコインで資産を増やしたいと考えている人には最適な取引所です。
取引所の社会的信頼が取り沙汰される昨今において、経営基盤がしっかりしていて安心して利用できる点も魅力の一つです。グループ会社が持つ金融ノウハウを生かしたユーザーファーストのサービスはFX経験者だけでなく、初心者の方にも優しい仕様になっています。
DMMビットコインはまだまだ開設されて間もないですが、既に利用者から高い評価を得ており、期待値も高く、今後国内の最大手取引所になる可能性も秘めていると言えるでしょう。
キャンペーン期間中は口座開設するだけでも1,000円がもらえてしまうので、現在メイン取引所として使用する予定が無い方でもぜひ口座開設しておくことをおすすめします!
・アルトコインでレバレッジ取引に挑戦したい方
・手数料をおさえて効率よく取引したい方
・初めてビットコイン取引を行う投資初心者の方
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