仮想通貨を購入したいけど、踏ん切りがつかない。おそらく初めて仮想通貨を購入する人ならば誰しもが同じ感情を抱くかと思います。そこで今回は、皆さんの判断基準となるように、この未来のお金である仮想通貨の「現在」投資するにあたって想定される、メリットとデメリットをご紹介いたします。
※仮想通貨の「投資」の観点からの記事となります。
仮想通貨投資のメリット
儲かる!!
仮想通貨投資を実施の最大の実施理由は「儲かる」からです。最も古くから存在するビットコインは、2009年誕生時、その価格は日本円で1BTC約0.07円(ビットコインの採掘に必要な電気料金から計算して提示された価格)。今となっては信じられない価格です。現在のBTCの価格は220万円となっており、圧倒的な成長を遂げています。2017年度だけを切り取っても、1月の段階で、10万だったので約22倍の成長です。これは、投機の対象として価格が暴騰している側面も否めないですが、仮想通貨のテクノロジーに関して、多くの人が関心を持ち、爆発的に普及し、所持者が増えることによって価格が上がっていると言えるでしょう。しかし、まだまだその成長は発展途中といえます。
ビットコインの値動き
・その時価総額は、成長過程であり、爆発的な伸びが期待できる
現在の仮想通貨の時価総額は21兆円(2017年11月現在)。一見、非常に大きな市場に感じますが、国内の株式市場の時価総額は約500兆円となっており、まだまだ投機の対象としての規模感を鑑みるに、大きな成長の余地を残しています。
・銀行に預けるよりも利率が高い
通常、銀行にお金を預けるだけだと、年間の利息は0.04%と言われており、利益を生むことは出来ません。しかし仮想通貨であれば、現金をビットコインに変えるだけで、2017年は大きな利益を上げることが出来ました。更に現在は取引所への仮想通貨のレンディング(貸付)サービスも行っており、こちらは最大年間5%の利息を享受することが可能です。自分の資産を眠らせずに一部を投資すると、増えた資産で旅行や買物に行けるようになったりできます!
・ボラティリティ(値動き)が大きい為、一攫千金が可能!株やFXと比較して
現物トレードでも爆発的な利益を得ることができる仮想通貨(ビットコイン)ですが、仮想通貨FXであればレバレッジを聞かせることで最大25倍までのトレードが可能となります。これで大きく利益をあげた方もおり、大きな資金が無い方でも、一攫千金が可能となっています。※下記記載しますが、それに見合ったリスクもあります。
インフレ・デフレに左右されない
例えば、戦争が起こり国内の情勢が不安定になると、その国に対する信用(安定)がなくなるため、自国通貨の価値が下がっていきます。(デフレ)しかし仮想通貨では、自国通貨の価値が上がったり下がったりするのとは裏腹に、世界中で一定の価値を持っているので、仮に今から日本円の価値がゼロになってしまったとしても、仮想通貨を持ってさえいれば、世界中で、インフレ・デフレに影響されることなく、買い物をすることが可能です。
今後、世の中に普及していく
誕生当初、その価値は0に等しかったビットコインですが、今では一定の市民権を得ており、ビックカメラやメガネスーパーでは、既にビットコイン決済が可能となっています。また、今後多くの企業が仮想通貨決済を取り入れる予定で、特にリミットスポイント社は今後大手コンビニエンスストアと提携する可能性があると発表しています。日本中でビットコイン決済が可能になる将来もすぐそこまで来ています。
多くのテクノロジーに利用される可能性がある
ビットコインのブロックチェーンの技術を改良したアルトコインでは、様々なことが実現可能となると言われています。例えば、賃貸やレンタカー等を契約する際の自動化システムや、通貨に匿名性をもたせると言った機能を開発しています。これらが実際に普及した際に、現時点で仮想通貨に投資していれば、一定の恩恵を受けることが可能となるでしょう。
仮想通貨投資のデメリット
特定の支配者がいないため、管理体制が不安
ビットコインを始めとした、非中央集権をコンセプトとした仮想通貨は、仮にウォレットのパスワードを忘れてしまった場合、一生引き出せなくなる可能性があります。また、自らのPCがハッキングにあっても保証して、返還してくれる人はいません。
紙幣に比べると、電子上の通貨はどこか不安
電子上で取り扱われる仮想通貨は、紙幣の様に実態があるわけではないので、手にとることが出来ません。実物のコインとして保存する方法はあるものの、実態が無いという事実は特に知見が無い方にとって、不安要素の一つです。
多くの詐欺案件が存在する
現在投資案件として非常に魅力的な仮想通貨には、多くの詐欺案件が存在します。例えば日利1%を謳ってユーザーを集め、稼働して数ヶ月でサイトを消滅させるHYPEのような案件が該当します。上記の事件が、仮想通貨の印象を大きくさげているのは間違いありません。実際に仮想通貨の投資をする際は、できるだけ安心できる取引所を選ぶ必要があります。
ボラティリティが高すぎて、大損する人も続出
現在の仮想通貨の値動きは株やFXのそれと比べると著しく激しいと言えるでしょう。10%の上下動はザラで、時に50%以上の価格変動が起きたりします。その為、高騰しているタイミングで一気に資産をつぎ込み、その瞬間に暴落することも頻繁に起こります。投資をする時はタイミングと投入金額を慎重に判断する必要があります。
犯罪に利用される可能性も
匿名性を売りにするMonero等の仮想通貨は、使用者を特定出来ない特性を利用され、大麻や武器の売買に利用されることがあります。このように仮想通貨の持つ特性を悪用する人々は後を立たないため、何らかの事件が起こる可能性も否定できません。
資産の一部を仮想通貨にするのがおすすめ!
いかがでしたでしょうか?個人的には、仮想通貨投資には、リスクも多くありますが、機能面でも、価格の面でも投資をする期待値が高い案件と言えます。
価格の将来の値動きは誰にもわからないですが、爆発的な利益を得ることが出来るチャンスを逃さないためにも、自分の資産の一部(失っても生活に困らない額)を仮想通貨投資にあて、資産のポートフォリオを作っていくのをオススメします!さらに、ビットコインだけの投資をするより、イーサリアムやリップル等の様々な仮想通貨を購入することで、一定のリスクヘッジが可能となります。
繰り返し申し上げますが、仮想通貨にはメリット・デメリットが多くあるので、それを認識した上で、適度な範囲で投資を楽しむ事をオススメします。