OKcoin(OKEx/オーケーコイン)は、2019年2月に日本進出を果たした、中国の仮想通貨取引所です。今回は新しい仮想通貨取引所である、OKcoinの特徴やメリット・評判口コミを紹介します。
目次
OKcoin(オーケーコイン)とは(会社概要)
取引所名 | OKCOIN |
運営会社 | オーケーコイン・ジャパン株式会社 |
設立年月日 | 2017年9月 |
所在地 | 東京都港区虎ノ門1-2-10 虎ノ門桜田通ビル5階 |
代表者 | 代表取締役 馮 鐘揚(フェン ゾンヤン) |
加盟団体 | 一般社団法人 日本仮想通貨交換業協会 第二種会員 一般社団法人 日本仮想通貨ビジネス協会 正会員 |
公式サイト | https://www.okcoin.jp/ |
Okcoinは中国の仮想通貨取引所でBinance(バイナンス)、Huobi(フォビ)とならぶ中国3大取引所のひとつです。アメリカの投資家などから1000万ドル以上の資金を調達して2013年に設立されたOKEX FINTECH COMPANY LIMITEDという企業によって運営されていています。拠点は北京にあります。
2019年2月に日本進出が決定
Okcoin(OKEx)は2019年2月1日付けで、一般社団法人日本仮想通貨交換業協会の第二種会員として加入が認められました。これに伴いOkcoinJapanが設立され、今後、取引所を開設し日本進出を正式に進めて行く予定です。金融庁に認可されたということで、これから日本でどのようなサービスが展開されていくのかとても注目されています。
OKcoin(オーケーコイン)の特徴
自動レンディングツール
Okcoinの特徴はトレーディングツールが豊富なことです。特にアルゴリズムによる自動レンディングはあまり他の取引所にはない特徴的な機能です。
自動レンディングとは事前に貸付時のレートを設定しておくことで簡単に、設定したレート以上の借り主を探し、貸付を行ってくれる機能です。
アルトコインの豊富さ
取引通貨数は2019年3月現在で165種類、415ペアもあり、日本国内の取引所と比べても圧倒的な取扱数を誇っています。なので他の取引所では上場していない通貨もたくさんあり、これから急激に値上がりするかもしれない通貨を探してみるのにも便利です。
1日の取引量が世界でもトップクラス
仮想通貨の時価総額のランキングなどを掲載している、CoinMarketCopによると、Okcoinの24時間での取引量は2019年4月1日現在でCoinBeneに次ぐ2位に位置しています。取引量が多いということは売買を行いたい時に、取引相手が見つからないということが起きにくく、売買が成立しやすいというメリットがあります。
OKcoinに関する情報の多さ
日本ではあまり有名ではないOKcoinですが、取り扱われているアルトコインの数が多いため日本人ユーザーも多く、取引量も多いため、世界では認知度が高い仮想通貨取引所となっています。
そのため、インターネット上にはOKcoinの利用方法などを解説したサイトがたくさんあり、OKcoinに関する情報で困ることはあまりないでしょう。
OKcoin(オーケーコイン)のメリット
口座開設が簡単
通常、仮想通貨取引所に登録する場合、KYCという顧客確認が必要になります。KYCでは運転免許書などの写真付き公的書類の提出や、登録した住所に送られてくる書類の受け取りなどが必要です。
OKcoinに口座登録する場合はKYCはいりません。メールアドレスさえあれば5分ほどで簡単に口座開設することができます。数ある仮想通貨取引所のなかでもトップクラスに口座開設が簡単です。
1つ注意したいのはOKcoinから引き出すためのはパスポート番号を使いアカウントレベルを1に上げる必要があることです。アカウントレベルを1に上げると24時間で2BTCまで引き出す事ができます。さらにレベル2だと24時間で100BTCまで引き出すことができます。レベル2にするためにはパスポートの画像が必要になります。
トップクラスの取引量による流動性の高さ
特徴でも書きましたが世界トップクラスの取引量により、高い流動性を誇るため、売買契約が成立しやすいです。24時間での取引の出来高は1000億円以上にも上り、日本最大の取引所であるbitbankの200億円を大きく上回っています。
これだけの取引量を誇るため、売買したいタイミングを逃すことなく、売買契約を成立させることができます。
日本のbitbank.Tradeと連携
OKcoinは日本でビットコイン取引サービスを提供しているbitbank.Tradeと提携しています。bitbank.Tradeは日本の仮想通貨取引を代表する取引所で、そのbitbannk.Tradeと提携しているというのは大きな信頼や安心感に繋がるメリットと言えるでしょう。
入出金手数料が無料
OKcoinは仮想通貨の入金・出金を手数料無料で行うことができます。手数料がかからない分、気軽に仮想通貨取引を行こなうことができます。
スマートフォンで取引できる
OKcoinにはAndroidのみですがスマートフォンアプリがリリースされています。仮想通貨は基本的にはパソコンで取引するのものですが、いちいちパソコンを起動しなければいけなかったり、常にパソコンの前にいなければ売買のタイミングを逃してしまう可能性があります。
しかし、OKcoinにはスマートフォンアプリがあるため、外出時などでもすぐに取引状況を確認して、売り時・買い時を逃すこと無く取引を行うことができます。
OKcoin(オーケーコイン)のデメリット
中国政府の規制による取引所閉鎖のリスク
OKcoinの取引所に限ったことではないですが、仮想通貨取引所は急に閉鎖されることがあります。もちろん事前に通知はあると思いますが、取引所が閉鎖するた最悪の場合、保有している全財産を失う可能性があります。
特にOKcoinは中国政府による強い規制を受けるかもしれません。実際に中国政府の規制により一度は閉鎖の報道が流れたこともありました。
しかし、現在でも大手の取引所として存続していますし、2018年にはアメリカで今年に入ってからは日本でも取引所開設を進めています。このようなど積極的な動きを見せているので閉鎖のリスクを考える必要はあまりないでしょう。
OKcoin(オーケーコイン)はこんな人におすすめ!
口座登録を簡単に済ませたい人
上記でも説明して通り、OKcoinは他の仮想通貨取引所に比べて圧倒的に口座登録を簡単に行うことができます。なので仮想通貨の口座開設が初めてで慣れていない人や、これまで口座登録が面倒で敬遠していた人でも気軽に口座開設を行うことができます。
様々な種類のアルトコインで取引を行いたい人
165種類・415ペアという豊富なアルトコインに対応しているため、様々なアルトコインで分散投資をしたい人、将来の値上がりを期待して新しいアルトコインを探したい人などにおすすめです。
あまりコストを掛けずに取引したい人
入出金手数料が無料なので取引をする際はあまりコストを掛けずに取引を行えます。特に、初めて取引を行うという人には最初はできるだけコストを抑えたいでしょうから、この入出金手数料無料というのはとてもありがたいものでしょう。
OKcoin(オーケーコイン)の評判・口コミ
それではOKcoinの口コミを見てみましょう。
そろそろ $poe もう一回仕込もうかな。 イナゴホルダー抜けた感ある。binance、kucoin、okex上場のセンスがすばらしい。
(裏を考えると、運営の保有トークンけっこう売って上場資金にしたのかな。とか、frostの開発が遅れてて、投資家の関心を逸らしてる可能性もありそう、とか。)— やま (@yamanba913) 2018年1月13日
OKcoinは豊富な通貨数が魅力の1つですが、それらは適当に選ばれているのではなく、しっかり将来性が高いコインを選んでいるので、取引されている通貨の質には定評があります。
まとめ
今回はOKcoin(オーケーコイン)の特徴やメリットからデメリットまで紹介しました。
現在のところOKcoinは日本には正式な取引所はありませんが、日本仮想通貨交換業協会に加入したので近い内に日本でも正式にサービスが開始されるでしょう。
そうなれば豊富なアルトコインを入出金無料で取引できるようになるかもしれません。
みなさんも是非、これを気に口座を開設をしてみてはいかがでしょうか。