取引量の多い海外取引所の中に「ZB.com(ジービードットコム)」という取引所があります。ZB.comは人気のある取引所の1つなので、どんな所なのか気になっている人も多いかもしれません。
そこで、今回はZB.comの特徴やメリット・デメリットを詳しくチェックしていきます。登録方法も見ていくので、これから利用しようと考えている人はぜひ参考にしてください。
この記事を読めば、ZB.comについて詳しく理解できるでしょう。
その他海外取引所について知りたい方はこちら!
目次
ZB.comとは(会社概要)
取引所名 | ZB.com |
運営会社 | ZB NETWORK TECHNOLOGY LIMITED |
設立年月日 | 2017年 |
所在地 | 中華人民共和国 |
代表者 | 非公開 |
資本金 | 非公開 |
公式サイト | https://www.zb.com/ |
ZB.comは中国系の取引所で、2017年にサービスを開始した比較的新しい仮想通貨取引所です。取引量が多いので、海外取引所に興味がある人はぜひチェックしてみてください。
ZB.comの取扱通貨
取扱通貨一覧 | ||
1ST | GNT | QUN |
ADA | GRIN | RCN |
AE | HLC | SLT |
BAT | HPY | SNT |
BCHSV | HSR | TOPC |
BCX | ICX | TV |
BRC | INK | UBTC |
BTC | KAN | VSYS |
BTM | KNC | XEM |
BTS | LBTC | XLM |
CDC | LTC | XRP |
CHAT | MANA | XTZ |
DASH | MCO | XUC |
DOGE | MITH | XWC |
EDO | MTL | ZB |
EOS | NEO | ZRX |
ETC | OMG | TRUE |
ETH | PAX | |
FUN | QTUM |
2019年4月時点でZB.comに上場されている仮想通貨は上記の表に掲載した55種類です。特別多いわけではありませんが、メジャーな仮想通貨は一通り揃っているといえるでしょう。
そのため、国内の取引所で取り扱っていない有名な仮想通貨を購入したい人にオススメです。
ZB.comの手数料
ZB.comの各種手数料の設定は以下の通りです。トレードや入出金する前に一通りチェックしておくことをオススメします。
ZB.comの取引手数料
取引手数料は変動性で、0.07~0.2%に設定されています。取引量が増え、アカウントレベルが上がると取引手数料が下がる仕組みになっているので、基本的に0.2%だと覚えておくといいでしょう。
ZB.comの入出金手数料
ZB.comの入金手数料は無料です。出金手数料は出金する仮想通貨によって異なるので、手続きする前に公式サイトでしっかり確認してください。
ZB.comの特徴
続いてZB.comの特徴を見ていきましょう。利用することを検討している人は、しっかり確認してください。
独自トークンZB Tokenを発行している
ZB.comでは取引所の独自トークン「ZB Token(ZB)」を発行しています。取引所のトークンは、発行している取引所が発展するに連れて価格が上昇する傾向にあるので、ZB.comを利用するなら忘れずにチェックしておきましょう。
EOSのマイニングプールを運営している
ZB.comではEOSのマイニングプールを運営しています。EOSはDPoS(Delegated Proof of Stake)という特殊なコンセンサスアルゴリズムを採用している仮想通貨です。
もし、EOSのマイニングに興味があるならこちらをチェックしてみてください。また、EOSに興味がある人は以下の記事も合わせて読むことをオススメします。
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ZB.comのメリット
ここではZB.comを利用するメリットについて見ていきます。ZB.comを使ってみようと考えている人はあらかじめチェックしておきましょう。
珍しい仮想通貨の取扱がある
Ti-Value(TV)やChatCoin(CHAT)などの珍しい仮想通貨が上場されているのはZB.comの大きなメリットの1つといえるでしょう。
ただし、このような珍しい仮想通貨は上場廃止になりやすいので注意が必要です。
ZB Tokenで手数料を支払うと50%OFFになる
ZB.comが発行している独自トークン「ZB Token」で取引手数料を支払うと手数料が半額になる仕組みが採用されています。少しでも手数料を節約したい人は、ZB Tokenで支払うようにしましょう。
複数のステーブルコインを取り扱っている
ZB.comでは以下のステーブルコインを取り扱っています。
ステーブルコイン名 | ティッカーシンボル | 基軸通貨 |
Tether | USDT | USD |
Paxos Standard Token | PAX | USD |
両方ともUSDと1:1の価値を維持するステーブルコインなので、市場急変時の資金退避などに活用してください。どちらのステーブルコインに交換するかは、その時の流動性やコインの信頼性などを考えて判断しましょう。
ZB.comのデメリット
取引所選びをする際にはデメリットも見逃せないので、ここでしっかりチェックしておきましょう。
海外取引所にしては取扱通貨が少なめ
海外取引所には200種類近くの仮想通貨が上場されている所もあるため、ZB.comの取扱通貨は少なめといえるでしょう。そのため、多種多様な仮想通貨に投資したい人は別の取引所のアカウントも準備しておくことをオススメします。
取引量の少ない通貨ペアが存在する
ZB.comには珍しい仮想通貨が上場されているものの、取引量が少ない通貨ペアがいくつか存在しているので注意が必要です。
2019年4月25日時点での24時間取引量をチェックすると、以下の通貨ペアは300 USD以下になっています。このような通貨ペアはトレードが成立しにくいので十分に注意しましょう。
- XTZ/USDT
- RCN/BTC
- INK/BTC
- MCO/BTC
- MTL/BTC
- XUC/BTC
- XWC/BTC
- BTN/BTC
- UBTC/BTC
本人確認しないと出金できない
ZB.comから出金する場合、本人確認手続きが完了している必要があります。本人確認をしなくてもトレードはできますが、出金が一切できないので注意してください。
アカウントを開設したら、そのまま本人確認手続きまで済ませることをオススメします。
ZB.comのキャンペーン情報
2019年4月25日時点でZB.comではキャンペーンは実施されていません。キャンペーンの実施には消極的な取引所のようなので、普通にアカウント開設してトレードするのがいいでしょう。
ZB.comの登録・口座開設方法
取引所を利用するためには登録(口座開設)が必要です。ここでは口座開設の方法を簡単にチェックしていきましょう。
1. ZB.comの公式サイトにアクセスする
まずはZB.comのトップページにアクセスしてください。アクセスしたら右上にある「Sign Up」をクリックします。
2. メールアドレスとパスワードを登録する
「Sign Up」をクリックすると表示される入力欄にメールアドレスとパスワードを入力してください。その後、「Send」ボタンをクリックすると認証コードが送られてきます。
メールに記載された認証コードを入力して「SIGN UP」という赤いボタンをクリックすると登録完了です。
3. 本人確認(KYC)を完了させる
無事に登録が完了したらそのまま本人確認(KYC)まで完了させてください。本人確認手続きはアカウント情報から行えます。
中国国外に居住している人は「Oversea Users」をクリックして画面の指示に従って手続きを完了させましょう。なお、本人確認書類としてパスポートのキャプチャを送信する必要があるので、あらかじめ準備しておいてください。
ZB.comの評判・口コミ
最後にZB.comの評判や口コミについて見ていきましょう。実際の所どうなのかが気になっている人はここでチェックしておきましょう。
取引量が多いので好評
https://twitter.com/MICCU_bitpet/status/1120603864124649473
ZB.comの取引量が多いことは概ね好評のようです。取引量が多ければ流動性が高くなるのでトレードが成立しやすくなり、使い勝手も良くなります。
ただし、前述の通り通貨ペアによってはほとんどトレードされていないので注意が必要です。
新規上場への期待度も高い
SCFtokenはロードマップでは5月にここに上場予定なんだって。https://t.co/Bq2GZWIOBc
仮想通貨の取引所ランキングトップ10に入るhttps://t.co/82Ig7UOODMの傘下の取引所。
それまでにSCF集めたらプラストークンみたいに値上がりすれば爆益の可能性あり。 pic.twitter.com/IdmxNezmS0
— ドナルド・トランプ(GOXはご愛嬌) (@trump_crypto_jp) March 20, 2019
新たな仮想通貨の上場にも積極的なため、有望なトークンが上場されることに対する期待も高くなっています。草コイン狙いの人にもオススメだといえるでしょう。
ZB.comの特徴、メリット・デメリットまとめ
今回は取引量が多いことで知られる海外取引所「ZB.com」について見ていきました。確かに取引量は多いものの、通貨ペアによってはほとんどトレードされていないため注意が必要なことも分かったかもしれません。
また、将来有望な新規トークンが上場される可能性が高い取引所の1つなので、今後の動きにも注意していきましょう。他の取引所も利用しつつ、早めにアカウントを準備しておくのがいいかもしれません。