マティックとは?

マティック

Matic(マティック)とは?仕組みや将来性、特徴を解説。

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2019年4月にBinanceにてIEOが行われたトークン「Matic(マティック/MTC)」。今後ますます発展すると見込まれるDApps(分散型アプリケーション)に関連するプロジェクトであるため、大いに注目されています。

この記事ではそんなMaticについて詳しくチェックしていきましょう。Maticへの投資を考えている人は、ぜひ参考にしてください。この記事を読めばMaticについて詳しく理解できるでしょう!

Matic(マティック)とは?

Matic

通貨名 Matic
ティッカーシンボル MTC
発行開始日 2019年4月
発行上限数 10,000,000,000 MTC
コンセンサスアルゴリズム Proof of Stake
開発者・開発企業  Matic-Network India LLP
公式サイト https://matic.network/

ERC20トークンとして発行

MaticはERC20トークン(イーサリアムのブロックチェーンを利用して発行・運用されるトークン)として発行されています。したがって、基本的な仕様やメリット・デメリットはイーサリアムと共通です。

Maticの開発目的

Maticの開発目的は、DApps(分散型アプリケーション)をより便利で使いやすいものにするというものです。DAppsは今後も発展し続けることが予想されます。

それに伴ってさまざまな問題が発生する可能性が高く、あらかじめ対策しておくことは極めて重要です。

開発中のMatic Networkをチェックしてみると、DAppsの発展に伴って今後問題になりそうなものへの対策に力を入れているので、要注目といえるでしょう。

 

Matic(マティック)の特徴・仕組み

Matic Plasma

それでは、早速Maticの特徴と仕組みについて詳しくみていきましょう。投資を考えている人はしっかり確認しておいてください。

Plasma(サイドチェーン技術)を利用

Maticではイーサリアムのブロックチェーンのみを利用するわけではなく、Matic Network内で利用されるサイドチェーンを別に使用しています。

Matic Network内のトランザクション処理をサイドチェーン上で行い、必要なデータのみをイーサリアムのブロックチェーン上にブロードキャストするという仕組みです。

これによって、スケーラビリティ問題(ブロックチェーンの混雑によるトランザクション遅延)を解決しています。DAppsが発展するとスケーラビリティ問題は大きな障害になるので、重要なポイントといえるでしょう。

イーサリアムバーチャルマシンと互換性のあるバーチャルマシンを利用

イーサリアムには、特徴的な機能であるスマートコントラクト機能を使うためにバーチャルマシンが実装されています。

このバーチャルマシンはMatic Network上にも実装されていて、なおかつイーサリアムのものと互換性があるのが特徴です。

これによってイーサリアムのブロックチェーン上で開発されたDAppsをMatic Network上で動かすことができるようになっています。DAppsはイーサリアム上で動いているものが多く、これと互換性があるということはより多くのDAppsを動かせるということを意味しています。

多くのDAppsがMatic Network上で動くとなると、開発者からも注目が集まるので今後の発展にも期待できるでしょう。

 

Matic(マティック)のメリット

Matic Network

次にMaticのメリットについて詳しくチェックしていきましょう。まだまだ開発途上のプロジェクトですが、以下のようなメリットがあります。

スケーラビリティ問題が発生しにくい

前述の通り、Matic Networkではサイドチェーンを利用しているためイーサリアムのブロックチェーンを利用するのを必要最低限に抑えられます。

そのため、イーサリアムに起因するスケーラビリティ問題が発生しにくいといえるでしょう。スケーラビリティ問題が発生すると、送金を始めとしてブロックチェーンを利用するさまざまな通信が遅延するので利便性が大きく低下します。

また、それに伴ってトランザクション手数料が高騰するので解決しなければなりません。サイドチェーンの利用によってスケーラビリティ問題が発生しにくくなっているということは、今後の発展を考える上で大きなメリットです。

ERC20トークンなので管理が容易

MaticトークンはERC20トークンとして発行されているため、ERC20トークンに対応したウォレットで管理できます。独自の仕様で開発されているトークンとは異なり、管理しやすいので利便性も高いといえそうです。

なお、Maticのプロジェクトでもウォレットアプリなどを開発しているので、こちらの進捗にも期待しましょう。

 

Matic(マティック)の課題

もちろん、Maticにもいくつか課題があるのでこちらもしっかりチェックしておきましょう。主な課題は次の通りです。

基本的なシステムをイーサリアムに依存している

前述の通り、Matic Networkはイーサリアムのブロックチェーンを利用して稼働しているため、基本的なシステムはイーサリアムと共通です。

そのため、イーサリアム自体に何らかの問題(大きなセキュリティホールが見つかるなど)があるとMaticも大きな影響を受けるでしょう。

投資する際にはこのようなリスクがあることを覚えておきましょう!

まだまだ開発途上のプロジェクト

Maticは2019年4月にIEOが行われた新しいプロジェクト・トークンです。そのため、多くの機能が開発途上にあるプロジェクトといえるでしょう。

したがって、これらの開発が滞りなく進むかが今後を決める大きな要素の1つになります。

 

Matic(マティック)の将来性は?

続いてMaticの将来性について簡単にチェックしておきましょう。将来性を考える上で注目したいポイントは以下の2つです。

DAppsは今後ますます注目されそう

MaticはDAppsに関連したプロジェクトです。DAppsは今後も数多くリリースされる可能性が高く、その点では将来有望といえるでしょう。

今後の開発予定

今後の開発予定をチェックすると、いくつか注目しておきたいポイントが見つかります。特に注目したいポイントは次の通りです。

ポイント

  • DApps用の支払い用APIの実装
  • 開発ツールの提供
  • ウォレットの開発

これらの開発が進むと利用者も開発者もMaticを利用しやすくなるでしょう。それによってますますMaticが発展するかもしれません。Maticへの投資を考えている場合はぜひ、今後の動きにも注目してください。

 

Matic(マティック)のIEOから上場までの状況

Matiic exchange

簡単にMaticのIEOについてチェックしておきましょう。

実施取引所はBinance

MaticのIEOを実施する取引所はBinanceです。Binanceは大手取引所の1つで、世界的に知られているので使っている人も多いかもしれません。

Maticが将来有望なトークンであることだけでなく、BinanceがIEOを実施することも注目を集めている理由の1つです。

参加は抽選制

MaticのIEOは誰でも参加できるものではなく、Binanceの独自トークン「BNB」を保有して申し込んだ人の中から抽選によって当選した人のみが参加できます。

先着順ではないため、参加できるかどうかは確率の世界だといえるでしょう。

IEO開始日は2019年4月24日

マティックのIEOの開始日は2019年4月24日でしたが、同日0:00 UTC(9:00 JST)までにBNBコインを預け入れておく必要がありました。

その後、25日7:59 UTC(16:59 JST)までにチケットを請求した人が抽選対象となりました。

その後抽選が行われ、当選した人は自動的にBNBが差し引かれ、Maticが付与されるという仕組みです。

上場は2019年4月27日

2019年4月27日にBinanceに上場され、トレードできるようになっています。これからMaticを購入する人は、BinanceにBTCを預け入れてトレードしてください。

Matic(マティック)を購入できる取引所

アルトコイン取引所の最大手

binance

レバレッジ なし(現物のみ)
取引手数料 0.1%(BNB使用で0.05%)
取扱通貨 100種類以上
追証
ロスカット
スワップポイント

おすすめポイント

  • 豊富なアルトコインの種類
  • BNBを使うと手数料が半額に
  • 世界有数の取引高

現在マティックを取り扱っている取引所はバイナンスのみです。

Matic(マティック)の評判・口コミ

最後に簡単にMatic(マティック)の評判をチェックしておきましょう。

価格上昇への期待感あり

https://twitter.com/nayamizuki/status/1128057559338766336

Maticは上場直後は価格が下がっていたものの、5月に入ってから価格が上昇しています。これによって注目が集まっているようです。

今後も上がる事に期待している人が多いので、値動きに要注目です。

Matic(マティック)のまとめ

Matic Features

今回は新たにBinanceに上場された「Matic」について見ていきました。MaticはDAppsという今後発展しそうなものに用いられるプロジェクトなので、開発状況によっては今後も大幅に伸びていく可能性があります。

上場後は価格がしばらく下がっていたものの、5月に入ってからはどんどん上がっているので今後にも期待できるかもしれません。これからMaticに投資しようと考えている人は、ぜひ参考にしてください。

 

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