本ページではVe chain(ヴィチェーン)について紹介します。
ヴィチェーンとは、シンガポールにあるVeChain財団が管理しているアルトコインで、単位は「VEN」です。
仮想通貨時価総額ランキングトップ20位入りをしており、人気が急上昇している仮想通貨です。
果たして、ヴィチェーンはなぜ人気なのか?メリット・デメリットや現在VENを取り扱っている取引所、購入方法などを徹底解説していきます。
目次
Ve chain(ヴィチェーン)の概要
Vechain(ヴィチェーン) | |
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通貨単位 | VEN |
プラットフォーム | イーサリアム(ERC20) |
発行開始日 | 2014年9月 |
最大供給量 | 8億7337万8637枚 |
サイト | 公式サイトへ |
公式Twitterはこちら | |
連絡先 | info@vechain.com |
VENのチャート
現在1000種類以上存在する仮想通貨の中でも上位に位置するヴィチェーンは注目度が非常に高い仮想通貨と言えるでしょう。
Ve chain(ヴィチェーン)の特徴
ヴィチェーンはシンガポールにあるヴィチェーン財団が発行している仮想通貨で、ブロックチェーンを使用した、商品の真偽を見分ける機能を備えています。すでに中国の一部地域ではテスト的に使用されており、今最も普及に近づいている仮想通貨の一つと言えるでしょう。
内蔵されたチップにより、真偽の判別が可能
ヴィチェーンとは、「NFCチップ」と呼ばれるチップを埋め込んだ商品を、ブロックチェーン技術を用いて取引データを照合することで、商品の真偽判定を可能にします。
商品の製造元は、流入元などすべてNFCチップに内蔵されるため、どんな経路で店に並んだのか、正しく商品が届いたのかなどの情報をすべてデータ化することが可能です。
また、ヴィチェーンには改ざん不可能なブロックチェーン技術を用いています。ブロックチェーンは過去の取引データをすべて分散型のネットワークを駆使して管理しているため、データの改ざんは事実上不可能です。
これにより偽造の恐れもなくなるため、ユーザーが偽物を誤って購入してしまう危険性が非常に低くなります。
また、製造者も商品の管理がしやすくなるため、万が一トラブルが起こっても、追跡を容易に行うことができるようになります。
Ve chain(ヴィチェーン)の用途
商品の真贋を区別するというと、ブランド品などの偽物の判別ができるといったイメージが湧くかと思いますが、ヴィチェーンにはサイトに明記されている限り、下記のジャンルにて活用をみこまれています。
・酒類
・ブランド品
・農業
・運送
・自動車
酒類
例えばワインを製造過程で「NPCチップ」を内蔵すれば、どのような過程を経てワインが作られたのか、誰がどこからワインを配送したのかなど、製造からユーザーの手元に届くまでのすべての関連データを保管することができます。
年代物のワインの信憑性や保管状態を証明できるため、よりワインの価値を正確に判別することが可能となります。
ブランド品
良くニュースで、ブランド品を偽造して販売する詐欺が話題になりますが、ヴィチェーンを利用すれば、商品の作成工程や経路が明確になりますので、まがい物を間違えて購入したりすることがなくなります。
まさに鑑定士いらずです。仮にこのシステムが普及した場合は、質屋という職業の業態が大きく変わるかもしれません。
農業
一見、ヴィチェーンとは関係なさそうに見える農業ですが、その影響は計り知れません。
その作業工程をヴィチェーンのブロックチェーンに記載すれば、品質管理体制や作業環境、不適切な農薬の使用の有無など、逐一品質がチェックできるため農作物の生産のクオリティを上げることが可能となります。
運送
いつ、誰が、どこで商品の運送を行ったか、またその際の商品の状態がどのようだったかがわかれば、セキュリティ体制、効率性、透明性などを担保することが可能となります。
仮に商品の状態が悪くなれば、どこでトラブルが起きたのか、何が原因だったのかをすぐに突き止めることができます。
製造業
機械などの複数のパーツを組み立てて商品を作る製造業の場合、修理や販売などは別の作業として扱われてしまうので、そこまでの工程が不透明になってしまうケースは多々あります。
NFCチップを使い、製品データを管理することで、より細かな管理が可能となることでしょう。
紹介動画はこちら↓
日本のコミュニティも活発に活動中
日本にもヴィチェーンのコミュニティが存在しており、最新の情報をチェックすることが可能です。興味がある方は、ぜひグループに参加してみてはいかがでしょうか?
Ve chain(ヴィチェーン)が買える取引所
現Ve chain(ヴィチェーン)を購入できる取引所は下記になります。
・バイナンス(Binance)
・コインエクスチェンジ
・Huobi(フオビ)
・Kucoin(クーコイン)
など、海外では多くの取引所で上場していますが、日本ではまだ取り扱われていない状況です。
Ve chain(ヴィチェーン)の買い方・購入方法
ヴィチェーンは現在、国内で購入はできません。したがって、多くのアルトコインと同様に海外の取引所にてBTC建てで購入する必要があります。
国内取引所でBTCを購入
ヴィチェーンを購入するため、まずは国内でビットコイン(BTC)を購入しましょう。BTCの購入には手数料が無料のビットバンクがおすすめです!BTC以外にもリップルやモナコインなどの通貨を取り扱っているので、登録しておいて損はないでしょう。
海外取引所へ送金
ビットコイン(BTC)を購入したら、海外へ送金を行います。おすすめはバイナンスです。
ユーザーが多く、すぐにトレードが可能な上、取扱い通貨が多いので、様々な仮想通貨の値動きをチェックすることが可能です!
送金方法に関しては、コチラをチェック↓↓
海外取引所でヴィチェーンを購入
送金が完了したら、いよいよ、ヴィチェーンの購入です。通貨の単位はVENとなっているので、一覧から見つけて、購入してみましょう!
購入したVENはマイイーサウォレットにて保管
昨今、取引所のハッキングが話題になりましたが、仮想通貨は取引所で保管するより、自らが保有するウォレットで管理することで、盗難のリスクが減り、安全性が高まります。
ヴィチェーンはイーサリアムベースで作られたトークン・ERC20なので、イーサリアムウォレットで管理することが可能です!
マイイーサウォレットの作り方はこちら↓↓
専用のウォレットも誕生
ヴィチェーンのオフィスウォレットとなる、VeChainThorも誕生しました!
アイフォンやアンドロイドのアプリでダウンロードが可能となっているので、VENを購入された方は、ぜひ使用してみてはいかがでしょうか?
Apple App Store: https://itunes.apple.com/app/vechainthor/id1397679485?mt=8 …
Google Play App Store: https://play.google.com/store/apps/details?id=com.vechain.wallet …
VeChainThor ウォレットご利用のよくある質問及び注意事項の日本語バージョンをシェアします!VeChainThor ウォレットを利用する際、プロセスを正確にフォローするために、この資料をよく読んでから操作を行ってくださいね。#VeChainJapan #VET #VTHO #VEN #VeChain https://t.co/4oSRPqsuIi
— VeChain Japan Community (@VeChainJapan) 2018年7月12日
まとめ
いかがでしたでしょうか?
その他のアルトコインと比べて実用性が高く、すでに実際に利用され始めているヴィチェーン。2018年内にはさらなる実用化に踏み切るとのことで、ミートアップも積極的に行っています。
実際に世の中に普及する日もそう遠くないでしょう。
今後より一層注目度を増していくであろうヴィチェーンは今からチェックすべきオススメのコインであることは間違いありません。
ぜひ興味がある方は購入を検討してみたはいかがでしょうか?