4CASTとはLINE株式会社が生み出したブロックチェーン「LINE Chain」を基盤としたLINEエコシステム上に参加するサービスのひとつです。
4CASTのサービスを利用することでユーザーはLINEポイントに交換な汎用コイン「LINKポイント」を得ることができます。
SNSやアプリは無料で利用できるものがほとんどですが、ユーザーが利用することでLINEポイントと交換できるインセンティブ(報酬)が得られる
というのは、非常に画期的な仕組みであると言えます。
今回は4CASTを利用することでユーザーが汎用コイン「LINKポイント」を得られるのはどのような仕組みなのか、具体的にどのように利用することでLINKポイントを得られるのかについて、詳しくご説明します。
目次
4CASTとは?
4CASTとは未来を予想するプラットフォームとして、トピックと呼ばれる質問に答えて正解したり、SNSでシェアすることでLINKポイントと交換できるインセンティブが得られる仕組みになっています。
LINKポイントはブロックチェーン技術を利用した汎用コインであり、日本ではLINEポイントと交換可能、海外では「LINK」と呼ばれ、仮想通貨として他の通貨との交換が可能です。
※LINKポイントは日本向け、LINKは海外向けです。
今まで多くのWebサービスでは、無料で便利な機能やサービス、アプリを利用可能ではありますが、コンテンツの拡充やユーザーの増加など、サービスが充実するためにユーザーがアクションを起こしても、無料以上の価値や利益を得られることはありませんでした。
主にユーザーがサービスを利用する時の画面に広告を差し込んだり、表示することで企業やサービス側は利益を得て、サービスの運営や維持しており、ユーザーは利用料金を気にすることなく無料でサービスやアプリを利用できるというビジネスモデルが主流です。
LINE株式会社ではLINK Chainを基盤としたLINKエコシステムに参加するサービスを利用することで、企業だけでなくユーザーにも還元できる仕組みを構築しました。
すなわち、ユーザーがアクションを起こすことで、無料以上の価値を得られる仕組みということですね。
どんなアプリもサービスも利用するユーザーがいなければ成り立ちません。LINEは企業としての広告やユーザーの獲得だけでなく、ユーザー同士の繋がりや口コミによるサービスの拡大を大切に考えているとも言えます。
4CASTの特徴
4CASTの特徴は未来を予想するプラットフォームという説明の通り、例えば野球の試合の結果、新作映画の人気ランキング、音楽CDの売上ランキングなどなど、現時点では不確定な未来を予測することを楽しむサービスです。
LINEアプリを使っている方であれば無料登録、利用も無料です。トピックに答えて正解することやSNSへの投稿することでユーザーはインセンティブを得られるようになっています。
4CASTを利用したユーザーがアクションを起こすこと、ユーザーがサービスの拡充や拡大の手伝いをすることで、しっかりとインセンティブを得られるので、今までにはない「無料+α」となるアプリと言えますね。
4CASTで得たインセンティブはLINKポイント→LINEポイントに交換することができるので、LINEアプリの中でユーザーが自由に使うことができます。
例えば4CASTでインセンティブを貯めたら、LINEポイントに交換してスタンプを購入したり、その他の有料コンテンツで利用可能ということですね。
4CASTは新しいプラットフォームとしての試みだけでなく、これから先のアプリやサービスのあるべき姿として、生活の一部に溶け込む可能性が非常に高く、企業とユーザーが一緒にサービスを大きくする、コンテンツを増やしていくために本来求められる形として浸透していくビジネススタイルになると考えられます。
商品を購入したり、ポイントを購入した金額の何%という既存のポイントサービスの枠を越えて、ユーザーの行動や意志、思考や要した時間が評価され、ユーザー自身に還元されるというのは、言われてみればごく自然な流れであるとも言えますね。
4CASTの登録方法と使い方
4CASTの登録方法
4CASTの登録は非常に簡単で1分で完了します。
登録方法は下記の通りです。
ポイント
- モバイル端末から 4cast.to にアクセス
- LINEアプリと連携して登録
- LINE上で4CASTを友達登録
CASTの使い方は非常に簡単で4CASTの公式ページにLINEアプリをインストールしているスマホでアクセスして、LINEでログインすることで始められます。
LINEアプリと連携して、4CASTを友達登録すればすぐに利用を開始することができます。
登録するとウォレットが発行される
LINE連携をして4CASTに登録した時点でウォレットが発行されます。
予想やシェアによって得たインセンティブはウォレットに貯まりLINKポイントに交換することができます。
LINKポイントをLINEポイントに交換すれば、あとはお好きなように自由にポイントをつか可能になるんですね。
4CASTの使い方
インセンティブの仕組み
1.質問に回答し正解する
2.トピックをシェア
4CASTへの登録が終わってウォレットが発行されたら、自分が気になるトピックで予想してみたり、SNSで他のユーザーにシェアできるようになります。
質問に回答し正解する
まずは4CASTにアクセスしてトピックを開いてみましょう。既に登録されている予想から選んだり、新しい予想を追加したり積極的に参加してみましょう。
トピックではスポーツの勝敗の予想、映画や音楽のランキング予想などなど、様々なジャンルから選ぶことができますし、無料で予想できるので外れても困ることはありません。
また、トピックごとにコメント欄があるので、他の人のコメントを見て予想を変えたり、一緒に応援したりすることで、他のユーザーとちょっとしたコミュニケーションもあり、一人ではなく、みんなで楽しめる要素もしっかりと考えられています。
トピックの締切り時間までは予想を変更することができるので、ギリギリまで悩むことが可能です。
その他にポイント獲得ランキングもあり、上位ランキングを目指してみたり、自分の予想や予測がどれくらいの順位なのかをチェックできます。
トピックをシェア
また、質問の内容をSNS上でシェアすることで、Link Pointを獲得することが可能です。
質問に回答する場合は正解しない限り、ポイントをもらうことが出来ませんが、シェアの場合は確実にポイントを貰うことが可能です。
2回目以降はLINEアプリから簡単アクセス
2回目以降の予想はLINEで友達登録した4CASTのアカウントのトーク欄からトピックにアクセスできるようになります。
LINEポイントへの交換もLINEの4CASTのアカウントのトーク欄のマイページからアクセスできるので、普段からLINEを使っている方であれば非常にチェックしやすく、こまめにポイントを貯めやすいようになっているんですね。
ここまでで気付いている方も多いと思われますが、4CASTは登録だけでなく予想やシェアも無料です。すなわち、ユーザーが4CASTでアクションを起こす度にユーザーにプラスになるということ。
ユーザーがサービスを利用するために料金を支払って、数%を得られるようなポイントシステムとは全く別物であることがわかりますね。
4CASTからdAppsに慣れておこう
4CASTのインセンティブのようにアプリ自体が独自のトークンを持ち、利用者に還元できる仕組みを持つものを「dApps」と呼びます。
非中央集権の分散型アプリケーションの略称であり、ブロックチェーン業界で注目されている仕組みでもあります。
例えばこれからはゲームアプリで遊べば遊ぶほど、ランキング上位になれば、現金に近しい仮想通貨やトークンがもらえるようになるかもしれません。
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LINEでは4CASTの他にも、質問に答えることでインセンティブがもらえる仕組みを持つ「Wizball」と呼ばれるQ&Aのサービスも既に展開しています。
今まではアプリやサービスを無料で使えるのが当たり前、これからは遊んだり利用したり、コンテンツの作成、投稿することで報酬が得られるものが増えてくるという予想ができますね。
ここまで4CASTの記事を読まれた方であれば自然と受け入れられるかもしれませんが、新しい技術やシステムは受け入れられに難いのも事実です。
いきなり、無料でしかも報酬やポイントが貰えると聞いても、胡散臭く感じたり、怪しく思いませんか?
4CASTのようなサービスやアプリはこれからも増えていきます。
この先の未来「当たり前になるシステム」について慣れておくことはとても大切です。
今でこそ公私問わずに利用されているLINEの無料通話でさえ、浸透するまでにそれなりの時間が掛かりました。
昔は電話料金が掛かることが当たり前、トークではなくメールが当たり前の自体と比べれれば、確実に「生活に変化を起こしたアプリ」としてLINEが挙げられるのではないかと思います。
4CASTからdAppsに慣れておくようにして、新しいシステムをいち早く取り入れられるように意識することをおすすめします。
まとめ
4CASTの特徴や使い方、仕組みについてご説明しました。
ブロックチェーン技術は今でこそ実生活とはほど遠い存在ではありますが、少しずつ身近な存在として近づきつつあります。
ニュースなどを見ている方であれば「仮想通貨ってハッキング受けて盗まれちゃったやつでしょ?」ですとか、「Bitcoinって怪しいイメージしかないんだけど…」という方もまだまたくさんいらっしゃいます。
LINEの4CASTを初めとする新しいアプリやサービスが増えて、認知されるだけでなく信頼されること、何よりもユーザーが増えることでこの先の未来の「当たり前」になることは確実です。
4CASTがどのようなシステムで、どのようなサービスなのか、dAppsとは何なのか、仮想通貨やブロックチェーン技術について、少しでも興味を持って頂ければ幸いです。