このページでは、ビットバンクのチャートの特徴について紹介していきます。もしもビットバンクでのトレードに興味があるならば、チャートの見方と使い方についても学ぶことをおすすめします。
ビットバンクはシンプルかつ、高い機能性を誇る仮想通貨取引所です。口座の開設も非常に簡単で、メールアドレスや運転免許証やマイナンバーカードのような身分証明書があれば誰でも作ることができます。
また、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)はもちろんのこと、リップル(XRP)やモナコイン(MONA)のような有名なアルトコインも取り扱っています。
たくさんの人が利用しているため、値動きのチェックに必要なチャートの機能は他の取引所と比較しても特に充実しています。
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目次
ビットバンクのチャート機能とは?
チャートとは一般的に、仮想通貨だけでなく、株式や外貨などの値動きを示したグラフのことです。
投資で利益を得るには、安い時期に買ってから高くなるのを待ち、理想的な値段を超えたら売ることが大事です。そのため、利益を得るにはチャートの確認が欠かせないでしょう。
ビットバンクは世界規模で人気の高い仮想通貨を取り扱っており、人気の取引所だけにチャートも非常に丁寧です。
ビットバンクのチャートを確認したければ、アカウントを作成してログインをしましょう。
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豊富なテクニカルチャート
ビットバンクでは、13種類ものテクニカル指標をチェックでき、この数は国内で最大の規模です。
テクニカル指標とは過去の値動きのデータを元に、市場における要望を指標化して、これからどんな風に値動きするのかを予測する指標のことです。ここ数年、仮想通貨は爆発的に値動きをしているので、投資対象として見出す人も増えており、テクニカル指標の確認が欠かせなくなっています。
仮想通貨の場合は取引所によって値段にある程度の差があり、手数料も異なります。仮想通貨のチャートは株やFXとは異なることも認識してみましょう。
ビットバンクのテクニカル分析の設定を行うには、チャート上部にある折れ線グラフの形をした『インディケータ Slash』と名付けられたアイコンをクリックしましょう。
チャートの動きを理解できなければ仮想通貨の値動きも分かりませんし、また知らぬ間に大損をする危険も出ます。値動きを参考にする手段としてチャートは非常に重要です。
そのため、詳細な値動きの予測をするためには豊富なテクニカル分析が必要です。
ビットバンクのテクニカル分析の設定は幅広く、クリックをすればまた新たに値動きを予測する画面が表示されます。見づらくなった場合は、右クリックの後に『削除』をすれば画面の設定が元に戻ります。
設定の種類が豊富すぎるので、初心者にはわかりにくいでしょう。
そこで、当記事ではチャート分析をする際に主要となる、『移動平均線』と『ボリンジャーバンド』について紹介させていただきます。
上記2つを覚えておけば、トレード初心者は卒業できるでしょう。
移動平均線
『MA:移動平均線』をクリックすれば、チャート上に新しく細い折れ線が現れて、左上に数字が表示されます。この折れ線は、一定の期間の価格から計算された平均値です。
相場の流れを表示するための指標であり、この上がり具合が強ければ上昇傾向にあり、反対に下がり具合が強ければ下降の傾向にあります。ローソク足と合わせてチェックすることをおすすめします。
目のようなアイコンは折れ線の表示設定であり、隣の歯車はその移動平行線の期間を設定するボタンです。
期間の数値を変更すれば、その日数の平均線が表示されます。短期的なトレンドを把握したい場合は少ない日数で、長期的な動きを掴みたい場合は長い日数で設定しましょう。データが多ければ、それだけ仮想通貨の購入する際の参考になります。
設定して、グラフの色や濃さを変えたい場合はスタイルから変更しましょう。設定したグラフの形式の保存はもちろんのこと、リセットもできます。自分好みの設定ができることも、ビットバンクのチャート機能の強みでしょう。
そして一番右の削除(チャートのリセット)ボタンを押せば、設定した移動平均線が消えます。移動平均線の種類は豊富なので、それぞれの設定を上手く利用していきましょう。
ボリンジャーバンド
テクニカル分析の一つとして欠かすことができないのがボリンジャーバンドです。
インディケータから『BB:ボリンジャーバンド』をクリックすれば、チャートを囲むように波が現れて、中央には移動平均線が表示されます。
このボリンジャーバンドを設定することで、過去の傾向から、価格が留まる可能性が高い範囲を表示してくれます。
設定からはボリンジャーバンドの数値を変えることができます。またそれぞれの線の太さや色、そしてボリンジャーバンドの範囲の色を自在に設定することも可能です。
1画面でチャートの確認から取引まで可能!
ビットバンクは、一つの画面でチャートの確認だけでなく、仮想通貨のトレードも可能です。チャート左上のアイコンをクリックすれば、テクニカル分析の設定を無限に変更することもできます。
取引をしたい場合、画面右端の注文から指定した仮想通貨の売買に関する設定しましょう。
指値注文はこちらから売買の値段を指定した注文で、成行注文は現在の時間で表示されている一番安い価格の売買に対応した注文です。
指値注文は希望した価格による売買ができます。ただし、買い注文はその価格で売りに出している人がいなければ注文が成立せず、また売りの場合もその価格を希望する人がいなければ取引自体が無効になります。希望の価格は、左隣で通貨の価格がリアルタイムに変動する『板』の表示を参考にしましょう。
そして成行注文は『板』で表示されている価格を参考にして取引を成立させるため、迅速な売買が可能です。ただし、取引が成立した直後に仮想通貨の価格が変動する可能性もあるので、予想外の損害が出ることが大きなリスクです。
それぞれの特徴を考えた上で、取引を成立させましょう。
このように、ビットバンクのチャートはたった一つの画面で多様な設定を行うことができます。初心者の場合、一つずつ設定の内容を学びながら利用していきましょう。
まずは少額の投資から始めて、少しずつ仮想通貨を購入しながらチャートを利用することをおすすめします。
ビットバンクのチャートはアカウントを登録していなくても確認することが可能ですが、その多様な機能を利用したい場合はぜひとも登録することをおすすめします。
チャートの見方
アカウントにログインすると同時に巨大なチャート画面が開かれるので、そのページを値動きの参考にしてください。
画面の左上に書かれた『BTC/JPY』をクリックすれば、表示される仮想通貨の種類を変えることができます。
ここで書かれている『BTC/JPY』は1BTCの日本円における価値を意味しています。『LTC/BTC』や『ETH/BTC』は、BTCで換算するために必要な額と考えましょう。
ここでは、仮想通貨リップル(XPR)の購入のチャートの表示の仕方について紹介させていただきます。左上から『XPR/JPY』を選択すれば、リップルの値動きが表示されたチャートに設定されます。
それ以外のチャートの設定も可能なので、非常にシンプルです。
表示時間の右隣に揃っているアイコンをクリックすることで、チャートを表示する形式を変えることができます。通常の設定ではローソク足と呼ばれる四角いアイコンのチャートと、値動きだけを示すラインの表示されたチャートの設定が可能です。
ローソク足には緑色の陽線と赤色の陰線の二種類があり、そこから上下に伸びている細い線はヒゲと呼ばれます。通貨の価格が上がった時には陽線が伸びて、価格が下がった時には陰線が下向きに伸びます。それぞれのローソク足が伸びるほど、価格が変化したと考えましょう。また、ヒゲの伸び具合は値動きがしにくいことを表しています。
上ヒゲが長ければ値段があまり高くならず、下ヒゲが長ければ値段がそこまで下がっていない意味と考えましょう。
現在の価格と、設定した仮想通貨の変動、そして最後には出来高が表示されます。この出来形とは、仮想通貨の人気を示す波と考えましょう。昇りが激しければ価格の上昇が見込まれ、下降すれば価格の下落が予想されます。
これら三つの機能の中でも、出来高は特に見逃せないでしょう。現在の価格だけでなく、人気を理解することも仮想通貨の取引に求められます。
チャートの使い方
チャートの対応する時間を変更したい場合、左上に表示された数字をクリックして設定しましょう。表示される時間も1分から15分という精密な単位にすることができれば、一週間や一ヵ月のように長期的な視点でチャートを確認することも可能です。
チャートの拡大もできるので、自分にとって見やすい大きさへの変更も自由自在です。
その他にも、チャートの画面をさらに大きくさせるフルスクリーンモードと呼ばれる設定が備わっています。この設定を活用すれば、より細かい時間帯で値動きをチェックすることができるでしょう。
また、その時期のチャート画面を保存することも可能であり、ロードをすればその時のチャートが表示されます。チャートを保存すれば過去のデータを残せるので、今後の参考にすることもできるでしょう。そして、現在のチャートをまた表示したくなったら、リセットをして設定をやり直してください。
チャートの画面設定を変えれば、ビットバンクにおけるリップル(XPR)の値動きを把握することができます。
リップル(XPR)の出来高を表示したい場合は『インディケータ Slash』から設定しましょう。『出来高』をクリックすれば、チャートの一番下の出来高の色が濃く表示されます。
ラインツール
チャート画面の右側にはラインと呼ばれるツールがあり、それぞれのアイコンをクリックすれば自分から描きたいラインの選択が可能です。
仮想通貨の値動きを予測するために役立つトレンドラインを引くことができます。
このトレンドラインは、チャートで目立った複数の安値を結ぶ形で引いて、そのまま上に向かって伸ばして『上昇トレンド』作ります。反対に、高値同士を下に向かう形で線を引けば『下降トレンド』が出来上がります。
これらのトレンドラインを作ることによって、仮想通貨の値動きがどの方面に向かっているかを判断する参考になります。そしてラインは一つだけでなくいくつも設定することができますし、また色や濃さも後から決められます。
その次に代表的なラインはピッチフォークです。農具のピッチフォークによく似た形となっていることから名付けられて、3つのラインで設定されています。
こちらはトレンドラインより複雑に見えるでしょうが、設定方法は非常にシンプルです。
まずは基準となる点を決めて、次に別の価格に向かって線を引きましょう。最後に反対側の価格に向かってラインを作れば、3つの点を基準にしたピッチフォークのラインが設定されます。
このピッチフォークを作ることによって、角度からトレンドの強さをチェックすることができます。真ん中の中央線と左右で平行に並ぶトレンドラインによって構成されており、それぞれを超えた時に売買することが多いです。
この他にも、ビットバンクのラインツールも種類が豊富です。少しずつ使っていき、自分に向いていると思った種類で設定しましょう。
必要で無くなったラインは削除することも可能なので、時間が経ったら減らしておきましょう。仮想通貨の相場は常に変わり続けているので、一つの基準に囚われるのは禁物です。
また、世界情勢や仮想通貨のニュース次第では、設定したラインを飛び越えるほどに価格が変動することもあります。そのため、ラインツールを過信したりせず、これからどうなるかわからないという前提で利用しましょう。
スマホでもチャートが見やすく、使いやすい
ビットバンクはスマホアプリも配信されており、ログインをすればすぐに利用することができます。
画面上部の『BTC/JPY』をクリックすれば対応する通貨の種類も設定することが可能で、画面の下ではテクニカル分析やチャートの設定も可能です。もちろん、表示される時間単位の設定やラインフォークの作成もできます。
また、トップ画面から『注文』にアクセスをすれば、注文板と取引画面のページを開くことができます。スマホアプリからセキュリティの設定も可能なので、ウェブ版と同じ機能が備わっている非常に便利なアプリです。
もちろん、チャートの見やすさと使いやすさも両立しています。そのため、スマホから取引をしたい人には非常におすすめできます。
チャートの見方や使い方を学び、利益を出そう!
ビットバンクのチャートはテクニカル分析に必要な設定が豊富ですが、一度に全てを覚えることは困難です。
また、1円の損害も出さずに利益を得ることはプロでも不可能であり、むしろ初めは誰でも失敗を経験しています。仮想通貨の値動きは誰にも予測することができません。
最初は戸惑うでしょうが、まずは一つずつチャートの機能を学びましょう。移動平均線やボリンジャーバンドを始めとして、テクニカル分析の見方や使い方を一つずつ調べながら、投資の参考にするべきです。そして実際に仮想通貨の値段が下がってもいいように、資産に余裕がある時に投資をしましょう。
ビットコイン(BTC)の価格は非常に高額になっているので初心者には敷居が高いです。ですがリップル(XPR)であれば初心者でも参入しやすくなっているので、新しく投資をするにはおすすめです。もちろん、一度に大量の投資をするのは危険なので、少しずつ購入するべきでしょう。
まとめ
ここまで、ビットバンクのチャートの機能や使い方、そして見方や取引の仕方について紹介しました。
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、そしてリップル(XPR)などの有名な仮想通貨を揃えているので、利益を出すための機能も充実させています。
初心者には難しいでしょうが、少しずつ見方と使い方を勉強していきましょう。
豊富な機能を使いこなしながら、チャートの動きやそれに合わせた仮想通貨の価格、そして出来高をチェックすることが大事です。焦らず、それぞれの機能を使って投資を行えば、利益がでる可能性はぐっと高まるでしょう。
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