仮想通貨の取引を開始する上で、一番面倒なことが取引所のアカウント開設です。
アカウントを開設しても、本人確認をしないと取引を開始できません。
中には本人確認に1ヶ月かかってしまったという方もいるので、取引所の口座開設までの速度を把握しておくことはとても重要です。
また振込の反映の早さや送金スピードも取引を行う上では重要になってきます。
この記事ではビットバンクの各種手続きについて解説していきます。取引所選びの参考にしてみてください。
ビットバンクの本人確認は早い!
ビットバンクの本人確認からアカウント開設までの手続きは、非常に早いと評判です。
まずは取引開始の手続きから見ていきましょう。
ユーザーが行う手続きはメールアドレスの認証、パスワードの設定、基本情報の入力と本人確認書類の提出で完了と10分かからずに終わります。
本人確認書類には手続き画面にもある通り、運転免許、住民基本台帳カード、パスポート、在留カードのいずれかを提出してください。
身分証明書の写真をアップロードするのですが、ここで不鮮明な写真を送ってしまった場合は再提出が求められて更に時間がかかってしまうので、焦らずに行ってください。
また本人確認には身分証明書の両面が必要になります。
最後に、ご自身のアカウント情報で「本人確認」の欄が承認中になっていれば完成です。
審査完了まで1週間ってメールを送りながら、たったの13時間で本人確認完了になったぞ。時間かかると思わせておいて、ビットバンク早過ギィ!どんな優良取引所だよ!って思わせる作戦か?
— ミライ (@xrp_is_future) 2018年8月3日
この後、ビットバンク内で問題無いと判断されると本人確認完了のメールが送信され、登録してある住所にハガキが届きます。
こちらのハガキを受け取ることで住所が確認され、手続きが完了します。
本人確認のための必要書類を送るとビットバンク側からは「1週間以内に本人確認が完了する」という旨のメールが届きます。ここでは1週間以内とあるようですが、実際には1日経たないうちに完了通知が来ることもあるようです。
凄い‼️
ビットバンクから1日で本人確認完了のメールきた😻これやとあと2日くらいで買い増し出来そう💸💸💸
— にゃーたん《絆》XRPにゃップラー (@__nya__tan__) 2018年8月13日
本人確認完了のメールが送信されるまでは1日、ハガキが来るまでには一週間弱と大手の取引所であるザイフでも平均して2週間かかることを考えるとかなり優秀と言えます。
他の大手取引所ではビットフライヤーが平均して1週間とそれなりに早いようですが、2ヶ月ほどハガキが届かないといったトラブルも起こっています。
もちろん、ビットバンクでも手数料無料などの大きなイベントが開催されていると本人確認完了までの期間が伸びることもあるので注意してください。
本人確認における注意点
書類の不備
本人確認のための書類は表裏両方のコピーが必要です。また、光の反射などではっきりと読めない場合は再提出となりますので、注意してください。本人確認書類は暗号化された状態でサーバーにアップロードされるので、安全と言えるでしょう。
また未成年者は口座を開設することはできますが、保護者からの委任状と住民票など保護者との関係性を証明する書類が必要になります。
ビットバンクの本人確認は早いのですが、書類に不備があった場合は再度申請できますが、他の取引所と同じくらいの日数がかかってしまいます。
本人確認書類で不備になりやすいのは申請した住所と本人確認書類上の住所が異なっているというような、申請情報と書類の情報の不一致です。
本人確認書類がアップロードできているか
誤った本人確認書類をアップロードした場合、承認されないケースはよくあります。
特に多いのが、保険証を間違ってアップロードしてしまうミスです。
保険証は写真が含まれていないので、ビットバンクでは本人確認書類として受け付けていません。
アップロードする前にミスがないか、必ずもう一度確認してみてください。
申請から1~2週間経っても連絡が来ない場合は、本人確認の欄が「承認中」になっていてもアップロードがビットバンク側で処理されていない可能性もあります。
ビットバンクのカスタマーセンターに問い合わせてください。ビットバンクでは電話での問い合わせに対応していないので、問い合わせる場合は専用のフォームから行うようにしてください。
振込の反映は早い?
仮想通貨を購入するためにはビットバンクの口座に現金か仮想通貨を送金する必要があります。
他の取引所で取引を行っている方はウォレットから仮想通貨を送金できますが、初めて取引を行う方は日本円を入金が必須です。
以前は銀行の営業時間しか行えなかった振込ですが、2018年10月9日から24時間365日、リアルタイムでの入金が対応可能になりました。
全銀ネットに加盟する銀行であれば、24時間振込が可能で、大手銀行では三菱UFJ銀行や三井住友銀行、みずほ銀行が参入することになっています。
出金の場合はこれまでと同じく、15時までは翌営業日、15時以降は翌翌営業日の振込になります。
また入金番号を入力しなかった場合は、個人の識別ができないため、反映されるまでに数日かかることもあります。
万が一、忘れてしまった際には問い合わるようにしましょう。金融機化によっては、振込名義欄に入金番号を追記できないこともあります。その場合は別の金融機関を利用してください。
しかし、24時間対応となったビットバンクの振込スピードは、他の取引所と比べて早いと言えるでしょう。
仮想通貨の入出金スピードは早い?
送金の速度は、仮想通貨によって様々ですが、取引所によって入金処理の速度に差がでます。
平均的に送金かかる時間は30分ですが、混雑時にはそれよりも長くなることも。
送金にはブロックチェーン上でマイナーによる承認を得る必要があり、この承認の数が多いほどセキュリティが高くなります。
ほとんどの取引所では1回の送金に対して6回の承認作業が行われるように設定しています。
※ハッキングされた際のコインチェックは3回しか承認作業をおこなっていなかった。
この作業を終わるまでの目安がおおよそ1時間以内なので、ビットバンクの送金スピードは平均的と言えるでしょう。
反対に日本円を出金したい場合、入金するときよりも時間がかかります。
営業日の15時までに申請を行えば、翌営業日に出金することができますが、それ以降になると出金できるのは翌々営業日です。
年末調整など急いで出金したいという方は15時までに手続きを完了させてください。
上記は他の取引所と比較しても大きな差はなく、至って一般的な早さとなっています。
まとめ
ビットバンクの本人確認にかかる時間は平均して1週間以内、最短では中一日となっており、取引開始までの期間が最も短い取引所のうちの一つです。
ただし、本人確認書類でミスをしてしまうと2週間以上かかることになるので、提出時にはミスが無いように気を付けてください。
また振込も銀行からしか対応していないのですが、24時間365日振込ができる住信SBIネット銀行からの振込が可能なので、結果として即時入金ができるようになっています。
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