仮想通貨 ロスカット

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用語解説

仮想通貨FX(ビットコインFX)のロスカットの仕組みとは?各取引所のルールを比較

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仮想通貨FXで取引してみたいと考える時に絶対に覚えて置きたいキーワードとしてロスカットがあります。

仮想通貨を取り扱う取引所によってロスカットのルールや説明に差があり、自分にあったロスカットのルールの取引所を選ぶ際に悩まれることもあるでしょう。

今回は仮想通貨FXの重要なキーワード「ロスカット」の意味やロスカットに関する考え方、取引所ごとのロスカットのルールや仕組み、メリットやデメリットについてご説明します。

 

ロスカットとは

仮想通貨FXをのロストカットとは、仮想通貨FXを行った際に、損失が一定以上に達した際に強制的に決済される仕組みのことをいいます。

例えば、A取引所のロスカットルールが証拠金維持率75%であり、証拠金が10,000円だった場合、トレード時に証拠金の25%の損失、つまり2,500円マイナスになれば決済され、証拠金から2,500円引かれる形になります。

B取引所ではロスカットルールが証拠金維持率30%であり、証拠金が10,000円だった場合、証拠金の70%損失、7,000円マイナスになれば決済され、証拠金から7,000円引かれる形になります。

A取引所 B取引所
トレード金額
(購入価格)
10,000円 10,000円
ロスカットルール 証拠金維持率  75% 証拠金維持率 30%
証拠金 10,000円 10,000円
強制決済
(ロスカット地点)
評価額7,500円以下 評価額3,000円以下
損失金額 2,500円 7,000円

ロスカット地点が早ければ、価格が上る可能性があっても強制的に決済されてしまう可能性が高まりますが、その分損失額がロスカット地点が深いと強制決済された時の損失額が大きくなるというデメリットがあります。

各取引所のルールや基準、水準と呼ばれるものをよくチェックして、自分にあったロスカットのパーセンテージを設定している取引所を選ぶようにしましょう。

 

仮想通貨FX(ビットコインFX)におけるロスカットとは?

仮想通貨FXにおけるロスカットには二つの見方があります。

  • 価格の変動によって大きな損を防ぐためのリスクヘッジ
  • 価格の変動によって自身の意図や思惑とは関係なしに強制的に決済されるもの

どちらも正解であり、メリットとデメリットを含む見方になっています。

ビットコインに限らず、仮想通貨は必ず価格や価値が上昇したり下降したりします。

簡単に言えば、安い時に購入して、高く売れれば利益が出るということですね。

仮想通貨FXではレバレッジによって少ない資金で大きな金額で取引することができるので、元手の金額に関わらず大きな利益を上げられる可能性があります。

 

その反面、想像していたよりも価格が上がらず、下がりつづけた時、最初に投資した資金よりもマイナスになる可能性もあり、レバレッジの倍数によってはとてつもない負債になることも考えられます。

取引所ごとのルールに従い、一定以上の損をしないようにするのがロスカットであり「価格の変動によって大きな損をしないようにするため」に存在していると言えます。

しかし、ロスカットは「強制」であるため、もう少し待てば価格が上がったかもしれない!といった時でも確定されてしまうためレバレッジや取引所のルールと利用するユーザーの相性が分かれる部分もあるのです。

ただし、上がったかもしれない!ということは、それ以上も下がりつづけて、場合によっては上がらないままになる可能性もあるということ。

早い段階でロスカットになることで大きな損をしない仕組みであるということは前提として覚えておきましょう。

 

各取引所のロスカットのルール比較

主要な取引所の公式ページを参考にして、比較しやすいようにロスカットのルールをまとめてみました。

レバレッジ倍率 ロスカットルール
GMOコイン 5倍/10倍 証拠金維持率 75%
DMM Bitcoin 5倍 証拠金維持率 80%
Liquid by Quoine
(リキッドバイコイン)
2倍/4倍/5倍
10倍/25倍
証拠金維持率 110%
BITPoint
(ビットポイント)
2倍/4倍/5倍
10倍/25倍
証拠金維持率 100%
BitMEX
(ビットメックス)
最大
100倍
証拠金維持率 50%

基本的には投資される方の証拠金がマイナスにならないように設定されていますが、BitMEXを除く取引所はタイミングや下がり幅の勢い、システム的な部分で追加で証拠金が必要だったり、マイナス分を支払わなければならないと注意書きがありましたので、各取引所の公式のページもしっかりとご確認ください。

GMO

GMOコインは証拠金維持率75%を下回るとロスカットとなります。

レバレッジが5倍、10倍の両方が同じ75%であり、100円で考えると25円損失が出たらロスカットとなり、自動的に決済となる形ですね。

レバレッジが比較的小さいので証拠金維持率が100%以下でも損が広がりにくい印象を受けます。着実に資産を増やしたい方におすすめの取引所だと言えるでしょう。

参考:GMOコイン – ロスカットについて教えてください。

DMM Bitcoin

DMM Bitcoinは証拠金維持率が80%を下回るとロスカットとなります。

レバレッジは5倍固定であり、100円で考えると20円損失が出たらロスカットとなり自動的に決済となる形です。
GMOコインとの違いはレバレッジが5倍固定でロスカットが5%ほど上回っている形であり、損をしにくい分、倍率の高いレバレッジによって大きく利益をあげたい方には不向きかもしれません。

少しずつでも着実に増やしたい、マイナスを意識せず取引したい方におすすめです。

参考:DMM Bitcoin – レバレッジ取引のロスカットルールについて

Liquid by Quoine(リキッドバイコイン)

Liquid by Quoine(リキッドバイコイン)は証拠金維持率が110%を下回るとロスカットとなります。

レバレッジは2倍4倍5倍10倍25倍であり、例えば100円の取引をするためには110円以上を証拠金として維持していないとロスカットになるということですね。

Liquid by Quoine(リキッドバイコイン)はレバレッジの倍率も高いため、証拠金の維持率が100%を越えており、大きくレバレッジを掛けながらもリスクを最小限に止めることができる可能性が非常に高いです。

ローリスクハイリターンとまでは言えませんが、それなりに資金がありリスクがとれる方、、大きな金額や利益を求める方に向いています。

参考:Liquid by Quoine(リキッドバイコイン) – 取引ルール(pdf)

BITPoint(ビットポイント)

BITPoint(ビットポイント)は証拠金維持率が100%を下回るとロスカットとなります。

レバレッジは2倍4倍5倍10倍25倍であり、レバレッジが大きく掛けられるという魅力がありながら、証拠金維持率が100%なので、Liquid by Quoine(リキッドバイコイン)よりも少ない資金で大きく利益を上げられる可能性があります。

証拠金に損失が出始める前にロスカットとなれば、大きなレバレッジでも最小限の損失で済むので、Liquid by Quoine(リキッドバイコイン)との10%の差を活かしながら、手元の資金や投資のスタイルによって、どちらを選ぶか検討できる方におすすめです。

参考:BITPoint(ビットポイント) – 商品説明:レバレッジ取引

BitMEX(ビットメックス)

BitMEX(ビットメックス)は証拠金維持率が50%を下回るとロスカットとなります。

レバレッジはビットコインでは最大100倍、倍率をユーザー側が細かく設定できるシステムであり、他の取引所と比べても非常に高い倍率に加えて、2倍、3倍など細かい倍率でも投資しやすくなっています。

また、ゼロカットという仕組みがあり、追証なしというのも魅力的です。日本国内ではゼロカットや実質的、確実に追証なしのシステムはないので、証拠金以上にマイナスにならないのは安心感がありますね。

ただし、海外の取引所ですので、システムや取引の仕組み、税金面についてはしっかりと調べてから利用を検討しましょう。

BitMEX – レバレッジと証拠金

 

ロスカットのメリット

ロスカットのメリットは「元の資金よりマイナスにならないこと」や「追加で資金を投入せずに済むこと」であると言えます。

例えばリップルという仮想通貨の価格が、100円だった場合、100円分証拠金として取引所に預けて、10倍のレバレッジを掛けて、1,000円の取引をしていたとします。

110円になれば1,100円で100円利益が出ることになりますが、逆に90円になれば100円損失が出てしまうことになります。つまり、プラスマイナスゼロになってしまうということですね。

しかし、もし89円だったら?110円の損失となり、10円足りないので追加で証拠金(追証)を出さなければいけません。

証拠金維持率90%でロスカットされる場合

A取引所 B取引所
トレード価格 100円 100円
証拠金 100円 100円
レバレッジ 10倍(1,000円の取引) 10倍(1,000円の取引)
決済価格(売却時) 90円 89円
損失金額 100円 110円(証拠金以上の損失)

100円ですと小さな金額に見えますが、取引価格が大きければ大きいほど、損失も大きくなります。

ロスカットのパーセンテージが50%であれば、マイナスが50円の時点でロスカットされ、証拠金が50円残ることになります。つまり証拠金以上に損失が出ないということになります。

取引や投資はプラスになることもマイナスになることも考えられます。勝ち負けではなく、損得で考えた時、大きく損をしないということも頭の片隅に入れておくと良いかもしれません。

 

ロスカットの注意点

ロスカットの注意点として、システムやタイミングによっては、ルールどおりにロスカットされても、想像しているよりも大きな損失が出る可能性もあることを覚えておきましょう。

その他、仮想通貨に限らず、様々な相場を見ていると、上がったり下がったりするので、ロスカットによって強制的に決済や約定されなければ、もしかしたら上がるかもしれないと考えるのも間違いではありません。

先ほどの50%であれば50円しか損しなくて良かったということもありますし、逆に100%のルールだとすれば証拠金のマイナスは少なくなるけれど、さらに早い段階で強制ロスカットとなり、その後に価格が上昇するタイミングを逃してしまうことも考えられます。

考え方としてはご自身の投資のスタイルや予算に合わせて、ロスカットのパーセンテージを選ぶことであり、同時に純粋な取引金額だけではなく、手数料なども細かくチェックすることが大切です。

 

まとめ

ロスカットの仕組みや各取引所のルールについてご説明しました。

ロスカットは投資する人を守るためにあり、強制と聞くと嫌な気持ちになる方も多いですが、冷静に考えれば絶対に必要なシステムでもあります。

ご自身で各取引所のロスカットのルールや基準、水準をよく見て、投資する金額やスタイル、考え方で選ぶことが大切です。

仮想通貨FXはご自身の見立てや予測と、ロスカットの仕組みをしっかりと考えておくことで、資産を守りながら、増やしていける可能性も十分にあります。

各取引所のルールや世の中のトレンド、取引や相場の流れなども含めて、知識を増やしながら、最大限に利益が出ることだけを考えるのではなく、最小限の損失で留められる方法についても模索してみてください。

 

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