用語解説

仮想通貨のボラティリティとは?

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本ページでは、仮想通貨のボラティリティに関して解説していきます。

ボラティリティとは

ボラティリティとは、価格変動の幅の事を言います。

通貨の価格が変動する理由は、欲しい人(需要)と売りたい人(供給)のバランスが崩れる為です。欲しい人(需要)が増えれば価格が上がりますし、反対に売りたい人(供給)が増えれば価格が下がります。

□価格が安定する
欲しい人(需要) = 売りたい人(供給) 

□価格があがる
欲しい人(需要) > 売りたい人(供給)

□価格がさがる
欲しい人(需要) < 売りたい人(供給)

価格変動が大きく、需要過多と供給過多を繰り返し、価格が乱高下する事を「ボラティリティが大きい」と言います。ボラティリティが大きいと、収益や損失の幅も大きく、ハイリスク・ハイリターンとなります。

逆にボラティリティが小さければ、リスクは低いものの、その分収益の幅も少ないローリスク・ローリターンの取引が可能です。

POINT!

ボラティリティが大きい
=価格変動幅が大きい
リスクは大きいがリターンも大きい

ボラティリティが小さい
=価格変動幅が小さい
リスクは小さいがリターンも小さい

 

仮想通貨のボラティリティとは?

一般的な円やドルといった法定通貨の1日のボラティリティの平均は1%程度ですが、仮想通貨では、10%を超える日も少なくありません。その変動率の差は3〜10倍とも言われています。

本質的な価値が不透明なため価格判断ができない

仮想通貨は依然として実際に使用されているケースが少なく、本質的な価値が未知数です。これにより市場が価格適正を判断ができずに乱高下が頻繁に起こり、ボラティリティが高くなっています。

コインの開発状況を細かく把握できるケースは非常に少なく、主に有識者やメディアのニュースからしか情報を得ることができないため、仮想通貨の価格は、本質的な価値ではなく、ファンダメンタル(ニュースなど)に大きく左右されてしまいます。

ボラティリティは取引所によって異なる

大きな注文が入れば、価格が変動するので、ボラティリティは取引所によって大きく異なります。特に成熟していない仮想通貨市場では円やドルなどの為替市場と比較すると、その差はさらに大きいといえます。

市場操作ができてしまう

現在世界中で盛んに研究開発が行われている仮想通貨ですが、特定の管理者・監視者がいないため、インサイダー取引や市場操作が証券取引等と比べて、比較的簡単にできてしまいます。これらがボラティリティを引き起こすてため、保証が必要な機関投資家が参入に二の足を踏んでいる状況です。

広く普及していけばボラティリティは小さくなる

現在の様にボラティリティが一日で10〜20%も変動がしている状態では、安心して仮想通貨を使用する事は不可能です。しかし今後技術が発展し、仮想通貨一般にに広く普及されていけば、ボラティリティは円やドルのように小さくなっていくことが想定されます。

 

仮想通貨のボラティリティが小さくなるのはいつ?

「大きな規制」「機関投資家の介入」などが起きることによって、仮想通貨市場が成熟していけば、現在の株式投資の様に有力な仮想通貨は、長期投資の考え方が定着していくのではないでしょうか。

また、大手食品チェーンやコンビニなどが仮想通貨決済に本腰をいれるなど、仮想通貨が広く普及し、市場全体の価値が上昇がしていけば、仮想通貨のボラティリティは下がっていくでしょう。

 

まとめ

仮想通貨のボラティリティは市場が成熟していないが為に非常に高くなっています。仮想通貨が広く普及していけば価格変動率が下がりボラティリティも低くなっていくでしょう。

仮想通貨が普及するには多くのユーザー・資金が市場に流入し、時価総額が更に高くなることが不可欠です。利用者が増えて時価総額が上がっていけば、将来的に価格は上昇し、変動率も安定していくと考えられます。

今後仮想通貨が広く普及して行けば、価格は上昇トレンドに乗る可能性もあります。興味がある方は資産運用の一環として、今のうちから長期投資をしてみるのもおすすめです。

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