このページでは、上場されて間もない仮想通貨として知られるQASH(キャッシュ)とはなにか?また、QASH(キャッシュ)のメリットやデメリットについて解説していきます。
本稿を読むことで、QASHがどのようなものか、判断してもらえると幸いです。
目次
QASH(キャッシュ)とは?
QASHの基本情報 | |
---|---|
トークン名 / コード | QASH(キャッシュ) |
発行総数 | 1,000,000,000 QASH |
発行者 | QUOINE Pte Ltd. |
規格 | ERC-20 |
公式サイト | QASH公式サイト |
ホワイトペーパー | QASHホワイトペーパー |
公式LINE | QASH公式LINE |
公式Telegram | QASH公式Telegram |
公式Twitter | QASH公式Twitter |
公式Facebook | QASH公式Facebook |
QASH(キャッシュ)はQUOINEX社が発行している仮想通貨です。現在、ビットコインに次ぐ取引量を誇るイーサリアムのプラットフォーム上で作られています。
2019年中に独自の仮想通貨とすることを目標としており、ブロックチェーンを独自に生成した暁にはQASH(キャッシュ)コインとして流通していく予定です。
QASH(キャッシュの発行しているQUOINEX社が仮想通貨取引プラットフォームLiquid by Quoine(2018年9月に取引所QUOINEXの事業を引き継ぐ形で登場)を運営している企業ということもあり、日本ではLiquid by Quoineでのみ扱われる仮想通貨となっています。
QASH(キャッシュ)の実施したICOに関して
ICOとは、Initial Coin Offering(イニシャル・コイン・オファリング)の略語で、資金調達をしたい企業や事業プロジェクトが、独自の仮想通貨を発行し、資金を調達する手法のことです。
QASH(キャッシュ)のICOは、プラットフォームであるLiquidを広めるために実施されました。
多くの詐欺や盗難が横行している現在、実施のICOのリスクが懸念されている中で、QASH(キャッシュ)は金融庁の認可を受けてICOを実施した、日本ではじめての仮想通貨です。
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仮想通貨は世界中で取引されていますが、国によって銘柄の価格が異なり、安定した取引を実現させづらい状況に置かれています。
そこでQUOINEX社は、世界中の取引所のデータをひとまとめにするワールドブックという技術を開発して用いるプラットフォームLiquidを打ち出し、流動性をなくした市場の実現を目指しました。
QASH(キャッシュ)はそんなLiquidの中で流通させるためのICOトークンとして誕生し、2017年にICOを募るべくトークンセールが行われました。
そして、2018年には取引所QUOINEXから引き継ぐ形でLiquid by Quoineを運営することになり、QASH(キャッシュ)はトークンから上場、と順調にステップアップ中です。
QASH(キャッシュ)の特徴
QASH(キャッシュ)は、仮想通貨取引所を運営する企業が発行している仮想通貨です。
そのような事情もあり、基本的には発行しているQUOINEX社の運営するLiquid by Quoineのみで売買を行うことになります。
前述の通り、2018年現在はイーサリアムのプラットフォーム上で動かされていて、2019年にオリジナルのブロックチェーンでデータのやり取りが行われる予定です。
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QASH(キャッシュ)のメリット
QASH(キャッシュ)のメリットは、以下の通りです。
Liquidで取引をすることになるので、QASH(キャッシュ)のメリット=Liquidのメリットということになります。
- 信頼性が高い
- ボラティリティ(流動性)を気にせず売買出来る
- これまで日本の取引所で扱われていなかった銘柄を購入できる
信頼性が高い
これまでのICOは、途中で計画が頓挫する例があるだけでなく、最初から調達した資金を持ち逃げする目的の詐欺も多いです。
そのため、トークンセール段階のICOに投資すると詐欺に遭う可能性も高く、取引所に上場が行われて仮想通貨と扱われるまでは価値(価格)がつかないという問題点があります。
一方で、日本発のICOは金融庁が厳正に審査を行って通ることがなければ行うことができません。QASH(キャッシュ)は金融庁の審査をクリアしてトークンセールが開始されたICOで、既に上場も果たしています。
計画の持続についても、もうプロダクトを用意している段階であるため頓挫の可能性も低いです。実際に海外からも信頼できるICOとして注目されていています。
ボラティリティ(流動性)を気にせず売買出来る
Liquidで仮想通貨の取引をすることにより流動性のない売買が可能です。
これはQASH(キャッシュ)以外の仮想通貨も同様で、「他の国なら安く買えたのに」・「他の国なら高く売れたのに」ということがなく適正な価格で数々の銘柄を取引できます。
今後、日本にない銘柄を購入できる可能性も
ワールドブックを利用したプラットフォームは世界中の取引所の銘柄を購入できるということがあります。日本の取引所は扱っている通貨の銘柄の数が少なく、海外の仮想通貨取引所を利用しなければ購入できない銘柄も多いです。
しかし、Liquidでは世界中の仮想通貨を日本で購入することができる様になる予定であり、一気にチャートを伸ばす可能性がある草コインを買い込むこともできるようになるかもしれません。
もちろん、持っている仮想通貨でQASH(キャッシュ)を買ったり、QASH(キャッシュ)で他の銘柄を購入することも可能です。
QASH(キャッシュ)のデメリット
QASH(キャッシュ)のデメリットは、以下の通りです。
・暗号通貨以外の用途がない
・流動性を利用して利益を上げるということができない
暗号通貨以外の用途がない
ICOトークンとして販売された銘柄の場合、日常生活に役立つプラットフォームだったり発行元でのサービスといったものがついてくる場合が多いです。
しかし、現状のQASH(キャッシュ)はそれ以外に何か用途があるというわけではなく、通貨以外の役割がありません。
これから提携によって用途を増やしていく予定があるということなので、今後の動向に期待しましょう。
流動性を利用して利益を上げるということができない
最大の特徴である流動性の少ない市場ですが、取引所間のチャートの違いを利用して稼ぐアービトラージや、流動性の少ない取引板に通貨をつぎ込んで価格を動かすといったことができなくなるなど、流動性を利用する方法が使えません。
あまり、このような方法を利用する人はいませんが、流動性を逆用する形の投資ができないということも頭に入れておきましょう。
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QASH(キャッシュ)の将来性
QASH(キャッシュ)は2017年11月にトークンセールが開始されると、厳しいチェック通った取引所のトークンという背景からたくさんの投資者が現れ、112億円という日本最大規模の資金調達を実現しました。
これを受けて2018年1月、QUOINEX社が当時運営していた取引所であるQUOINEX(現:liquid by quoine)は上場を果たすなど、早くから大きな人気を集めています。
その後のチャートは仮想通貨のバブルを受けて1月に138円まで上がりましたが、1月中旬以降は仮想通貨に関する事件に端を発した暴落の影響で30円周辺を推移している状況です。
30円は販売当初の価格と同じなので今後伸びていく可能性も十分あり、投資という観点での将来性は高いといえます。
また、世界最大級の仮想通貨取引所であるバイナンスなどとパートナーシップを結び、他の取引所の銘柄とQASH(キャッシュ)の取引を行うという可能性があるのも見逃せません。
国内外の証券会社とも緊密な関係を築くなど、信頼性という意味でも安心できる要素が多い仮想通貨です。
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まとめ
QASH(キャッシュ)は、仮想通貨の中でも楽しみな要素が多い銘柄です。
しかし、仮想通貨は2017年の暴騰と2018年1月の急落のように大きくチャートが動く可能性があります。これに加えて守ってくれる法律もありませんので、大きな損失を出した時のセーフティは期待できません。
これらの点を考えると、QASH(キャッシュ)に限らず仮想通貨の扱いには、適切なリスクマネジメントが必要となってくるでしょう。
それでも、世界中の取引所とリンクする可能性を秘めたリキッドバイコインと、そのトークンである「QASH」には非常に期待が集まっています。今後の成長に期待せずにはいられません。
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