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ビットコインSV(BSV)とは?ビットコインキャッシュとの違いやハードフォークの理由・買い方までわかりやすく解説!

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2018年11月にビットコインSV(Bitcoin SV/BSV)と呼ばれる仮想通貨が誕生しました。これは、ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH/ABC)からハードフォークして誕生したものです。

この記事では、そんなビットコインSVについて詳しく見ていきます。ビットコインSVが気になっている人や購入を考えている人は必見です!

ぜひ、詳しくチェックしてみましょう。

ビットコインSV(BSV)とは?

最初に、ビットコインSV(BSV)とはどんな仮想通貨なのかについて見ていきましょう。

BSVの基本情報

 

通貨名 Bitcoin SV
通貨記号 BSV
開発者 Craig Wright(クレイグ・ライト)
発行年月日 2018年11月16日
発行上限 21,000,000 BSV
アルゴリズム Proof of Work(PoW)
公式サイト https://bitcoinsv.io/

※2018年12月現在

ビットコインSVを開発したCraig Wright(クレイグ・ライト)は自称、サトシ・ナカモト(ビットコイン開発者)だと言っていることで知られています。

実際にどうなのかは不明ですが、これもビットコインSVに一定の注目を集める要因の1つになっていると考えられるかもしれません。

時価総額

ビットコインSVの時価総額は、2018年12月10日時点で1,715,165,653 USDとなっており、ランキングは8位です。

後ほど紹介しますが、一時は時価総額ランキングで5位になったこともあり、期待の高さが窺えるでしょう。

チャートと値動きをチェック

次に、ビットコインSVのチャート(BSV/USD)をチェックしながら価格推移をみていきましょう。ハードフォーク後は上記の表のような値動きをしています。

特筆すべきポイントは、仮想通貨市場全体が全面安の展開となった2018年11月下旬以降も一定の価格を維持しており、12月に入ってからは一部で上昇の動きが見られたというものです。

参考までに同時期のビットコインのチャートを見てみると、6,355 USDだったものが12月には一時、3,500 USDを割り込みました。

しかし、このような全体の暴落に巻き込まれない値動きをしたことからも、ビットコインSVに対する期待度の高さを窺い知ることができるでしょう。

 

ビットコインSVがビットコインキャッシュ(BCH)からハードフォーク(分裂)した理由とは?

続いて、ビットコインキャッシュ(BCH)からビットコインSVがハードフォークした理由について詳しくチェックしていきましょう。

アップデート方針の対立

もともと、ビットコインキャッシュ(BCH)にはクライアントと呼ばれる開発チームが複数存在しており、アップデート(ハードフォーク)の方針を巡る意見の対立が発生しました。

そのため、ハードフォーク実施時にビットコインSVとビットコインABC(既存のBCHとして認識)という2つの仮想通貨に分かれることになったのです。

各開発チーム(クライアント)の主張するアップデート内容は次の通りです。

ビットコインSVチーム

ビットコインSVチームが主張するアップデート内容は「ブロック容量の拡大」です。
ビットコインキャッシュのブロック容量は32GBとなっているものの、これを128GBに拡大することでスケーラビリティ問題などを解決することを目指しました。

ビットコインABCチーム

対立するビットコインABCの開発チームは、「クロスチェーンの実装」をメインに掲げています。
これは、異なるブロックチェーン上に存在する仮想通貨を相互にトレードできる仕組みのことです。

一例として、ビットコインABCとビットコインのブロックチェーンにクロスチェーンを実装した場合、ビットコインを要求する相手にビットコインABCを送金すれば、ブロックチェーン上で自動変換されて届きます。

クロスチェーンがない場合は一旦取引所を介する必要があり、時間も手間もかかります。
クロスチェーンを実装することで、より利便性を高めようと考えた計画になっています。

中央集権的体制への非難

仮想通貨の最大の魅力が「非中央集権的な通貨」であることです。
しかし、ビットコインキャッシュはマイニング難易度が高く、大手マイナーが主導する中央集権的な体制になってしまうのではないかという懸念がありました。

また、ビットコインABC側のアップデート内容は開発者が自由にさまざまな機能を実装でき、中央集権的な通貨になってしまうという懸念が存在します。

そのことへの非難もあって、ビットコインSVの開発が行われました。
ただし、2018年12月時点ではCoingeekがマイニングプールの50%を占めており、中央集権化から完全に脱却できていない様子も窺えます。
今後の動きに期待しましょう!

 

ビットコインSV(BSV)はオリジナルの理念に基づいたビットコイン

ビットコインSVは、ビットコイン開発時に語られた理念に基づいたコインだと宣伝されています。
ビットコインの開発理念は「非中央集権的な世界共通通貨をつくること」です。

ビットコインキャッシュ(BCHABC)はただのアルトコイン・プロジェクト

開発者のクレイグ・ライトは、ビットコインキャッシュは、開発が進むに連れてビットコインの理念からは遠ざかり、完全にアルトコインの1つになってしまったといっています。

そのため、前述したビットコイン本来の理念を追求するためにハードフォークを行ったと主張しているのです。
実際にビットコインのような地位の仮想通貨になるかは不透明なため、今後の動きに注目していきましょう。

ビットコインSVのメリット

ここでは、ビットコインSVのメリットをみていきましょう。
主に、開発チームが掲げている4つのポイントに注目していきます。

安定性

ビットコインSVの開発においては、安定性を確保することを最優先としています。
安定性を確保するために、リプレイプロテクションを実装することを発表しており、今後のアップデートに期待できそうです。

リプレイプロテクションについては後述するので、合わせてチェックしてみてください。

スケーラビリティ

仮想通貨のトレードが活発になると、ブロック生成速度とブロック容量の上限によって全てのトランザクションを記録するのに時間がかかり、送金時間が延びるというデメリットがあります。
これをスケーラビリティ問題と呼びます。

これを解決するために、ビットコインSVではブロック容量を128MBに引き上げ、より多くのトランザクションを格納できるようにしました。
この動きも「すでに存在しているツールより多くのトランザクションを低コストで実現する」というビットコインの開発理念に則ったものとなっています。

なお、開発者自身も他通貨に比べてトランザクション処理速度が優れていると宣伝しているため、実用性という面で注目できるかもしれません。

安全性

仮想通貨の普及には安全性の確保も重要です。
Proof of Workの場合、高性能コンピュータを準備して計算能力の過半数を占めると、自由に不正なトランザクションを記録できるという弱点があります。
これを51%攻撃と呼び、避けるためには非中央集権化が必要です。

ビットコインSVは非中央集権的な通貨を目指していて、今後どのように安全性を確保していくのかにも要注目です。

ゼロ承認トランザクション

ゼロ承認トランザクションとは、トランザクション処理が行われていないうちに正規のトランザクションとして送金を完了させることを指します。

厳密には、ブロックチェーン上にトランザクションデータをブロードキャストした時点で送金が完了したとすることを示し、実用性を高める上で大切です。

ただし、これには2重送金(ダブルスペンド)が起こるかもしれないというリスクがあるため、どのように安全性と両立させるかが課題です。

ハードフォーク後のハッシュ戦争で訴訟問題にまで発展

ハードフォーク後にはビットコインABCとビットコインSVの間でハッシュ戦争と呼ばれる状況になり、訴訟問題に発展しています。
こちらについてもチェックしていきましょう。

United American Corporationが提訴

ブロックチェーン関連企業のUnited American Corporationが、マイニング業者のBitmainや取引所運営業者のペイフォワード(Kraken)に対して訴訟を提起したのが始まりです。
また、同時にジハン・ウー、ジェシーパウエル、ロジャー・バーに対しても訴訟を提起しています。

中央集権化に対する抗議

訴訟の理由は「中央集権化」に対する抗議です。
この訴訟の被告はビットコインABC側の開発者及び企業で、ブロックチェーンやネットワークを占領し、レートを操作したことの是非を問うものです。

仮想通貨の非中央集権制に対する挑戦とも取れ、訴訟の行方が気になるかもしれません。

ビットコインSV(BSV)はリプレイプロテクションの導入を発表

前述の訴訟の原因にもなったハッシュ戦争を終結させるため、リプレイプロテクションの導入が必須だとされています。

リプレイプロテクションとは?

リプレイプロテクションとは、トランザクションを行う際にIDを付与するなどして、正規のトランザクションを見分ける技術です。
これによって、不正送金などのトラブルを防ぐことができます。

安全確保にもつながる重要な技術だといえるでしょう。

完全実装は2019年第1四半期以降の予定

ただし、リプレイプロテクションを実装するためにはシステムの調整などが必要になるため、すぐにできるものではありません。

Coingeekによると、プロトコルレベルでの導入は早くても2019年第1四半期頃になると発表されており、完全実装にはしばらくかかる見込みです。

仮想通貨市場暴落の要因にもなっている

このハッシュ戦争は仮想通貨市場全体が暴落した原因の1つにもなっています。
他にもマイニング参加者による空売りやビットコインETFの承認延期など、さまざまな要素が複雑に絡み、市場全体が下落しています。

ハッシュ戦争が一段落すれば再び上昇するかもしれませんが、リプレイプロテクションの実装で本当に収束するかは不透明です。

ビットコインSVがCoinMarketCap時価総額5位にランクイン

前述の通り、2018年11月下旬頃から仮想通貨市場全体は暴落したものの、ビットコインSVの価格は下落せず、上昇を見せた場面もあります。

2018年12月に時価総額ランキング5位に

市場全体が全面安になったら2018年12月7日に、ビットコインSVの価格は上昇し、時価総額ランキングで5位にランクインしました。
なお、この日のビットコインABC(BCH)の時価総額ランキングは7位なので、上回っていることがわかります。

ビットコインSVの将来性は?

ビットコインSVの将来性は、開発チームが宣言しているようにビットコインの理念に忠実に開発を続けられるかに掛かっているといえるでしょう。

今後のアップデートで「非中央集権的な世界共通通貨」をなり得る地位に立てるかがカギを握っていそうです。
今後のアップデートに注目していきましょう。

 

ビットコインSV(BSV)の買い方

現在、BSVを取り扱っている国内の取引所はありません。

BSVを購入したい場合は、バイナンスビットトレックスポロニエックスなどの海外の取引所の口座開設をしましょう。

日本のユーザーは、ビットバンクなどの国内の取引所でBTCを購入して、海外の取引所に送金してからのみ、購入することができます。

まとめ

この記事ではビットコインSV(Bitcoin SV/BSV)について詳しく見ていきました。
ビットコインSVは、ビットコインの理念を追求してビットコインキャッシュ(BCH)からハードフォークしてできた仮想通貨です。

仮想通貨市場全体が下落する中で上昇する場面を見せるなど、要注目の仮想通貨といえるでしょう。
今後の値動きはもちろん、開発状況にもしっかり注目することをオススメします。

 

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